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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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音響のアルチザン |
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僕がマスタリングしているエアー・メイル・レコーディングスさん6月の新譜は好評の British Legend Collection Vol.68、「音の質感にこだわる音響のアルチザン」と題した Rupert Hine の3タイトルです。 |
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エアー・メイル・レコーディングス |
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http://www.airmailrecordings.com/ |
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ルパート・ハインといえばハワード・ジョーンズ、フィックス、ティナ・ターナーなどのプロデューサーとしてお馴染み、僕の大好きなアーチストだとクリス・デ・バーなども手がけています。 80's 独特のサウンドと彼の音世界は完全にマッチ、一世を風靡した、僕も大好きなプロデューサーの一人です。 |
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そして今回の3枚はそんな彼のソロ・アルバム、まずは扉写真、1981年にリリースされた3rd.「Immunity」、フィル・コリンズやマリアンヌ・フェイスフルをゲストに迎え、綿密なまでに計算されたサウンド・スケープを展開しています。 |
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洋楽のリマスタリングにおいて一番気を付けていることは、その時代の音に仕上げる、ということです。 それはどの段階の音かというと、レコーディングを終え、ミックスの最終段階、スタジオのコントロール・ルームにプロデューサーとアーチストが集まり、「よし、この音でいこう」とみんなで頷き合ったであろう音です。 現在のレコーディング・プロセスではこの後にマスタリングという作業があって最終的な音が出来上がるのですが、80年代まではミックスを終えた音が最終的な音だったはずです。 |
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