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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Aloha Aina

すっかり更新が遅れていて申し訳ありません。 例年この時期はお仕事が多くなるのですが、今年は一段と多く、まさにレコーディング漬けです。

さて、今回は 石川優美 & Pono Lani さん3枚目のアルバム「Aloha Aina」を紹介します。
僕がマスタリングをしています。

石川優美 & Pono Lani

http://www.geocities.jp/yumi_alohasisters/index.html

優美さんとは Aloha Sisters の頃からのお付き合い、ちょうど 10年になります。 ソロになってからはレコーディングとミックスを自分たちでやっているので (いわゆる宅録)、僕はマスタリングだけのお付き合いなのですが、毎回のお互いの成長を確認できるのが良いですね。

デュオという最小編成であるものの、オリジナル8曲 (うちインスト3曲)とカヴァー6曲、オリジナルはハワイ語だったり日本語だったり、カヴァーはバカラック・ナンバーやチャップリンの「Smile」があったりとバラエティに富んでます。

7月

訃報

今までに聴いたことのない音

6月

200V 工事

Guitar Bird

5月

iMac 買い替え

4月

4年に一度

夢で逢えるから

3月

ヴィジオネール

ジャズ・アルバム

2月

新しいヘッドフォン

機材クリーニング

ハワイアン音楽はフラダンスと共にここ近年日本ではブームとなっており、確かに癒やし系なサウンドは心地良いです。
しかし内側を探っていくと実に奥深いスピリチュアルな世界で、ゴスペルに近いものがあると思います。

お二人には僕の3冊目の著作「レコーディングの教科書」でもお手伝いしてもらっています。 この時は、普段あまり広い部屋では録音しないであろうアコースティック楽器の弾き語りをクラシック用のホールで録るとどういう音になるかという実験で、大泉学園のゆめりあホールでお二人で一発録りをしました。 結果はひじょうに素晴らしく、ギターと歌がホールならではのナチュラルな響きと共に録れたのをよく覚えています。

アコースティック・サウンドですから僕のマスタリングとの相性はもちろん良く、ここ最近こだわっている「今までにない音」で仕上げられたと思います。
同じく Aloha Sisters の頃からのお付き合い、菅野一成さんによるジャケット・デザインも素敵ですね。

ちょっととりとめのない紹介ですみません、
ぜひ聴いてください!