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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

夢で逢えるから

あの日から2年が経ちました。
もう2年経つのか、あれは去年の出来事ではないんだなぁ、というのが正直な気持ちです。 そして、やはり書く言葉が見つかりません。
去年はそうやって日記にしなかったので、今年は支離滅裂な内容になってしまうかもしれませんが、何か書いてみようと思います。

今月になってから、また各メディアが震災関連の記事を載せ始めました。
あれから何年、と区切れるものではないし、伝え続けなければいけないのに日常のバタバタに追われてしまっている自分たちがいます。
甚大な被害に遭わなかった我々は、起きてしまった天災と起こしてしまった人災とを冷静に分けて考え、未来へと繋げていかなければいけない、そう思います。

この美しい国 日本で、もうこれ以上あんなおかしなシステムを稼働させるべきではない、とも思います。

あの時僕たち音楽家は「いったい音楽に何が出来るんだ」と問い続け、しばらくの間動けませんでした。 しかし、やはり僕たちには音楽しかないのです。 神さまから与えられたこの才能を活かして曲を作り、形にし、演奏し続ける、これが僕たちのやるべきことなのです。
あの日以来、いくつかのチャリティー CD に参加しました。 たくさんの厚意に支えられ、のべ5千枚ほど売れているはずです。 引き続き、僕にお手伝い出来ることがあるようなら、ぜひ声をかけてください。

3月

ヴィジオネール

ジャズ・アルバム

2月

新しいヘッドフォン

機材クリーニング

1月

謹賀新年

プレイバック 2012 - 3

プレイバック 2012 - 2

プレイバック 2012 - 1

Pastoral Tone

12月

Ladies & Pianoman

クラシック系の録音3つ

11月

世界へ目を向けると、各地で止まない戦争・紛争。 そして行き過ぎた資本主義による格差社会、人間はなんて愚かな生き物なのでしょうか。

パレスチナに住む少年は、日本のためにこう祈ってくれました。
「戦争で人々が犠牲になっているので、被災地の人の痛みがわかります。 日本のために希望を届けたい。」

小さな子やお孫さんを亡くした父・祖父たちはこう言っています。
「最近は早く寝るようになったよ、夢であの子に逢えるから。」

母親を津波で無くした子は、思いを句にしました。
「逢いたくて でも会えなくて 逢いたくて」

言葉は想いや感情を伝える道具ですが、出来ることならこんな悲しい気持ちではなく、喜びや幸せを伝えるためのものであってほしいですね。


威さん、ツーさん、亘くん
元気ですか?
何か僕に出来ることがあるなら、どうか遠慮なく声をかけてください。

とりとめのない文章でごめんなさい。
最後に、大好きなゴスペル曲「Make Us One」と「Shine Your Light on Me」の歌詞を書いて終わりにします。


主よ、私たちを一つにしてください
聖霊よ、私たちを一つにしてください
あなたの愛を私たちの内に注いでください
そうすれば、この世界は知ることでしょう
私たちが、あなたにあって一つだということを


主よ、あなたの光を
その光を私の上に注いでください
その輝き、大いなるその光を
主よ、私の上に注いでください