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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Japan Fire 5

GW 後半の5日、ゴスペル・イベント Japan Fire 5 のライヴ・レコーディングのため、名古屋に行ってきました。 4月の金沢出張に続き朝一の入りのため前日の26時過ぎ (つまりは当日)に出発、到着後そのままセッティング開始です。
Japan Fire とは、アメリカ・アラバマ州バーミンガム市を本拠に活動しているゴスペル団体 Thanksgiving, Praise and Worship (以下 TPW) の日本ツアーで行われるコンサートのフィナーレです。 TPW と TPW 日本チーム (ミュージシャンとシンガーズ)、そしてワークショップ等に参加したメンバーが加わってマス・クワイアを結成するのです。 僕は昨年福岡で開催された Japan Fire 4 から、レコーディング・スタッフとして参加しています。

コンサート会場は名古屋駅近くの在日大韓基督教会 名古屋教会の礼拝堂、扉写真がその全景です。 天井が高く、良く響く造りでした。
下の写真がステージ全景 (セッティング前)とステンド・グラスです。

5月

Voyage

金沢出張

4月

Make Us One

がんばろう、日本!

3月

Vintage Aural Exciter

KAREN ROCKS

新しいリヴァーブ

Wild Frontier

2月

西海岸 AOR コネクション

機材周りの大掃除

1月

謹賀新年

ライヴ録りはステージ下手脇に置かれたマルチのボックスから頭分け、さらに PA でフォローしないものに関しては、マイクから直接ケーブルを繋げ録っています。 機材は下手ステージ脇の小部屋に設置、こんな感じです。

バンドは小編成ですが、シンガーズ、ソロ、そしてクワイアと多くのトラックを必要とするため、一つ前の日記にも書いたように今回 Mackie SDR 24/96 をもう1台購入し、同期して計 28ch で録っています。 事前に同期チェックを長時間したので心配はしませんでしたが、本番でも無事止まることなく、きちんと同期して録れました。
下の写真左がレコーディング機材の全景、24ch を超えると普段使わないマイク・プリアンプも導入、ラックを4つ積み重ねているので、かなりの高さです。 マイク・プリは api 3124+ の他に ATI 8MX2、さらに AMEK 9098 DMA、NTI Pre EQ、ALTEC 1674B と、手持ちの出張用プリを全て持って行きました。
ケーブル類も全て持ち込みです。 コツコツと買い足して、今では全てのチャンネルにおいて REQST のケーブルを使えるようになりました。 写真右のようなタム用のソフト・ケースを収納用として使っています。 巻く大きさを少しずつ変えればかなりの本数が収納でき、また真ん中は空いているので、そこにも小物などを入れることができ便利です。

ゴスペルのライヴの時は、当日その場での変更や追加事項があったりすることが多く、そういったリクエストに対応するため、通常より多めに機材を持って行きます。 「打ち合わせで聞いてないし、それはできませんよ」と言ったって良いのですが、やはりどうせなら最善を尽くしたいものです。 今回もいろいろなことがありました(^_^;)

リハーサルが始まってからは時間的な余裕がなかったのと、レコーディング場所から客席の方に動くことは難しかったので、リハーサル以降のステージ写真はまったく撮れませんでした。 また、客席の様子もほとんど見ることができなかったのですが、予想を上回るお客さんの入りで、かなり盛り上がったようです。

昨年の福岡で出会ったメンバーにも何人か再会でき、楽しい一時でした。