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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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金沢出張 |
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金沢での出張録音に行ってきました。 |
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メンバーは全部で12人(4.3.2.2.1) と弦楽アンサンブルとしては最小編成、曲目はモーツァルトのディヴェルティメントの中から3曲と「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。 |
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扉写真と下の2枚が録音風景です。 マイク・セッティングはクラシック系の時の僕の定番、ホールの吊りマイクをメインとし、その他に指揮者後方に真空管マイク RODE K2 を2本、そしてセクションごとにオン・マイクを全部で5本合計9ch です。 |
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ホールの吊りマイクは Schoeps KFM-6U、写真でわかるように球体でダミー・ヘッドマイクのような感じです。 これを指揮者後方あまり遠くない位置にセット、同じくアンビエンス用の K2 は指向性を無段階で切り替えられるので、単一と無指向の中間やや単一寄りにしました。 この指向性切り替えは実に素晴らしい機能で、複数の K2 を複数の指向性セッティングで録る、もしくはオーヴァーダブの時に指向性をいくつか切り替えながら録ると、豊かな奥行き感で録れます。 |
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録音場所が離れているので何度も綿密なやりとりはできませんから、基本的には各曲ごとにレコーダを止めずに録りっぱなし、通して何テイクか録り、さらに部分的なテイクもいくつか録り、後日テイクを選んで編集します。 マイク・プリは僕の定番 api 3124+、レコーダは Mackie SDR 24/96、24bit, 96kHz で録りました。 |
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音楽堂の響きは素晴らしかったです。 セッションもスムーズに進み予定通り終了、データを持って帰り、ここから先は Studio CMpunch での作業となります。 |
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