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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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Wild Frontier |
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僕が生まれたのは1969年の冬、ビートルズの晩年であり、同時にロック創世記とも言える時代です。 思春期を迎える頃には80年代になっていて、一番ロックが本来の意味を持っていた70年代の洋楽はリアルタイムでは聴けませんでした。 この頃は街中にレンタル・レコード屋さんがあり、やがてレンタルCD屋さんへと変わっていくのですが、個性的なお店も多く、いろいろな音楽を教えてくれました。 |
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中高生の頃はハード・ロックやプログレッシブ・ロックにはまってました。 今聴くと少し恥ずかしかったりもするのですが、悩める年頃だった僕を励ましてくれたのは、Yes や EL&P、Pink Floyd、Rainbow、Journey、Styx などの音楽でした。 |
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87年の名作「Wild Frontier」はリアルタイムで聴いていて、何度か来日公演を観に行ったりもしました。 ゲイリーはハンサムなタイプではなかったけれど、彼の写真はいつだって真っ正面を見ていて、その男気も好きでした。 |
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そのゲイリー・ムーアが休暇先のスペインで死去、58歳の生涯を閉じてしまったそうです。 往年のロック・アーチストはもう還暦を迎える年齢ですから近年こういった報道も多く、特にどうということもなくその死を受け止めてきたわけですが、ゲイリー死去の報はそのまま受け流すことができず、明日までに提出のミックスがたくさんあるのに、久々に「Wild Frontier」や Thin Lizzy 時代の曲、盟友フィル・ライノットとの共演曲などを聴いてしまいました。 |
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DVD で観たライヴでは多くの観客が熱狂していました。 僕だけでなく、世界中のファンに夢を与えてくれてたんだなぁ。 ゲイリーありがとう、あなたの音楽に僕は励まされ、夢をもらい、そしてあなたのおかげで僕は今こうやって音楽の世界にいるのです。 |
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最後に Anger As Art というバンドのフロントマン、スコット・ゲインズの泣かせる言葉をそのまま記します。 |
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