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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

機材周りの大掃除

半年に一度の機材周りの大掃除をしました。 作業用テーブルと、その左右にある2つのラックにある機材の配線を全てバラし、機材やケーブルをクリーニングして、また元に戻す。 言葉で書いてしまうととても簡単なようですが、バラすついでにちょっとした配置変更などをするので、それなりに時間がかかります。 根詰めてやれば一日で終わる作業ですが、前回は2日かかり、今回は3日以上かかりました(^_^;)
写真左下は本来ケーブルでごちゃごちゃになっているラック後ろの辺りです。 こんなにスッキリするのは半年に一度なので、このタイミングで念入りに掃除機をかけます。 機材やケーブルは一旦ソファに退去。

1月

謹賀新年

プレイバック 2010 - 10月〜12月

プレイバック 2010 - 8月〜9月

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プレイバック 2010 - 1月〜3月

PianoVerb

12月

MAGNETIC

Disco & Soul !

過ぎ去りし日の ・・・

Tube Delay by Softube

11月

君の歌

Mellowmuse Vintage Bundle

機材は外周を軽く吹き、ファンなど埃が溜まる部分は掃除機をかけ、接点をクリーニングします。 ケーブルも軽く拭き、接点をクリーニングして、元に戻しつつ若干の配置替えをします。 今年からマスタリングの納品は DDP にするので、今まで2台置いていた PMCD 作成用の古い(なんと SCSI !) TEAC の CD ライターを1台撤去。 写真右下が配置替えをした右側のラックの4つのドライブで、左上から時計回りに Pioneer の DVD ライター (Firewire 800)、Mackie SDR 用のドライブ、TEAC の CD ライター (SCSI)、TEAC の CD ライター (Firewire 400) となっています。 ライターへ接続する Firewire ケーブルはこれを機に OYAIDE さんのものにしました。 写真左下は左側のラック、ここは変更なしでそのままですが、前にも書いたように SYNC I/O がお役ご免となり、Antelope OCX がクロック・ジェネレータとして加わりました。 写真にほんのちょっと写ってますが、ルビジウム・クロックから OCX へクロックを供給、このケーブルも OYAIDE 製です。
ついでに以前載せ忘れたので MacPro の裏側 PCIe スロットの部分、なんと Pro Tools カード (Magma シャーシへ) と PoweCore カードと UAD-2 カードが一台の MacPro に挿さっている、という状態になりました。

機材を配置したら今度はケーブルを元に戻すのですが、これがまたたいへん、前の大掃除の時にも書きましたが、ケーブルを絶対に直接交差させないようにするのです。 レゾナンス・ピットの紙箱などを間に挟んだりして工夫すること数十分、扉写真のようになりました (クリックすると拡大します)。 これはまったく楽しい作業ではないのですが、不思議なことにこの効果はかなりあるので、妥協することなく、今年も良い配線ができました (^_^;) 

大掃除が終了した後は Pro Tools の最新ヴァージョン HD9 をインストール、起動画面がかっこいいです。 今回の新機能で嬉しいのは、内部バスを組まなくても直接トラックへ録音することができるようになったことですね。 バックグラウンド・ヴォーカルやドラムをステレオにまとめたチャンネルを作りそれをセンター付近に寄せ軽く歪ませて混ぜる、というようなことをよくやるので、この機能は助かります。

今回の大掃除のタイミングでレクストの DA コンバータのヴァージョンアップも行ったので、この後はスタジオにいない間も CD などをかけっぱなしにして、エージングを行います。

そしていろいろ新しくなったのは機材だけではありません。 7年ほど使ってきた空気清浄機と3年ほどの電気ポットが年末に機能しなくなったので、それぞれ同じメーカーの最近のモデルに買い換えました。 空気清浄機は DAIKIN 製、一昨年買い換えたエアコンも DAIKIN 製、最近のエコ家電は手入れが楽だしとても良くできていますが、サイズはだいぶ大きいです。 この空気清浄機には加湿機能も付いている他、いろいろなレビューを見ると脱臭機能がすごい、と書いてありました。 そして僕は何でも一工夫して使うのが好きなので、加湿用の水タンクの中に備長炭と医王石を入れたところ、なんと明らかにスタジオ内の空気が澄んできました。
電気ポットは Panasonic 製、最近はティファールに代表される電気ケトルが流行っているのでポットはあまり新製品が出てないようです。 しかしうちには3〜5人ほどのお客さんが来る場合が多いので、やはり毎回お湯を沸かすケトルではなくポットが必要、今まで使っていたモデルの最新のものにしました。 このポットにも備長炭が使われていて、美味しいお湯を沸かすことができます。 また給湯ボタンは押す強さでお湯の出る強さが変わるという、つまりはベロシティ・センス対応、前のポットは2段階ですが、新しいのは4段階です (^_^;)

スタジオでは長い時間作業することも多いので、こういった工夫で過ごしやすくすることは大事だと思います。