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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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機材周りの大掃除 |
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半年に一度の機材周りの大掃除をしました。 作業用テーブルと、その左右にある2つのラックにある機材の配線を全てバラし、機材やケーブルをクリーニングして、また元に戻す。 言葉で書いてしまうととても簡単なようですが、バラすついでにちょっとした配置変更などをするので、それなりに時間がかかります。 根詰めてやれば一日で終わる作業ですが、前回は2日かかり、今回は3日以上かかりました(^_^;) |
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機材は外周を軽く吹き、ファンなど埃が溜まる部分は掃除機をかけ、接点をクリーニングします。 ケーブルも軽く拭き、接点をクリーニングして、元に戻しつつ若干の配置替えをします。 今年からマスタリングの納品は DDP にするので、今まで2台置いていた PMCD 作成用の古い(なんと SCSI !) TEAC の CD ライターを1台撤去。 写真右下が配置替えをした右側のラックの4つのドライブで、左上から時計回りに Pioneer の DVD ライター (Firewire 800)、Mackie SDR 用のドライブ、TEAC の CD ライター (SCSI)、TEAC の CD ライター (Firewire 400) となっています。 ライターへ接続する Firewire ケーブルはこれを機に OYAIDE さんのものにしました。 写真左下は左側のラック、ここは変更なしでそのままですが、前にも書いたように SYNC I/O がお役ご免となり、Antelope OCX がクロック・ジェネレータとして加わりました。 写真にほんのちょっと写ってますが、ルビジウム・クロックから OCX へクロックを供給、このケーブルも OYAIDE 製です。 |
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機材を配置したら今度はケーブルを元に戻すのですが、これがまたたいへん、前の大掃除の時にも書きましたが、ケーブルを絶対に直接交差させないようにするのです。 レゾナンス・ピットの紙箱などを間に挟んだりして工夫すること数十分、扉写真のようになりました (クリックすると拡大します)。 これはまったく楽しい作業ではないのですが、不思議なことにこの効果はかなりあるので、妥協することなく、今年も良い配線ができました (^_^;) |
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大掃除が終了した後は Pro Tools の最新ヴァージョン HD9 をインストール、起動画面がかっこいいです。 今回の新機能で嬉しいのは、内部バスを組まなくても直接トラックへ録音することができるようになったことですね。 バックグラウンド・ヴォーカルやドラムをステレオにまとめたチャンネルを作りそれをセンター付近に寄せ軽く歪ませて混ぜる、というようなことをよくやるので、この機能は助かります。 |
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今回の大掃除のタイミングでレクストの DA コンバータのヴァージョンアップも行ったので、この後はスタジオにいない間も CD などをかけっぱなしにして、エージングを行います。 |
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