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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

プレイバック 2008 - ２月

２月は年度末が近いからでしょうか、例年仕事が少なめになります。

レコーディングはお休みでした。

マスタリングも少なく全部で５枚、仕事が少なかったので、Studio CMpunch の機材ラックのレイアウト変更プランを考えたり、仕事で作ったCDをディスプレイするラックを新しく設置したりしていたのを思い出します。
エアー･メイル･レコーディングスのものは The Records (写真左下) と Shoes (写真右下) というパワー･ポップもの２枚だけでした。 どちらも面白いバンド･ネームですが、Shoes はジャケット･デザインもなかなか凝ってますね。 この作品は名作アルバム２枚のデモ音源集でした。

ストレンジ･デイズ･レコードのものは昨年シリーズ化していた Cramps レーベルの作品から１枚、Alfredo Tisocco「Katharsis」(扉写真)。この作品は Opus Avantra のリーダー、そして現在は Cramps レーベルの代表でもあるアルフレード･ティゾッコのソロでバレエ団に提供した曲を集めたソロ第１弾です。 彼のソロ･アルバムは全部で５枚リリースされたのですが、僕がマスタリングしているのはこの作品だけです。 Opus Avantra はなんと５月に奇跡の来日公演を果たしています。

続いて KMP 出版さんのCD付き楽譜集のマスタリングが２枚、「ピアノ･ソロで奏でるクラシック名曲集１」(写真左下)と「やなわらばー サクラ」(写真右下) です。 「ピアノ･ソロで奏でる … 」はピアノ曲だけでなく、管弦楽曲や交響曲なども大胆にピアノ･ソロ用にアレンジしているのが特徴、弾きやすいキーに移調している曲もありました。 やなわらばー は石垣島出身の女性デュオ (歌＆三線、歌＆ギター) で、この「サクラ」はタイトル曲他全３曲の弾き語り用の楽譜です。 ギター、三線それぞれが抜けているマイナス･ワン･ヴァージョンも入っています。