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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

スポンジトーンズ

エアー・メイル・レコーディングスさんの今月の新譜第1弾、紹介が遅れてしまいましたが、今回はパワー・ポップ、「マージービートに愛を込めて !!!!!!!! 」と題して、米国ノース・キャロライナ州シャーロット出身の4人組 The Spongetones 初期の3タイトルです。

エアー・メイル・レコーディングス

洋楽の名盤を、紙ジャケットによるこだわりの再現でリイシュー

http://www.airmailrecordings.com/

まずは扉写真の1st.「Beat Music」(83年リリース)、メンバーが敬愛するマージービート・サウンドをパワー・ポップ/ネオ・モッズのエッセンスで再生させた愛すべき一枚です。 オープニングの「Here I Go Again」からパワー・ポップ全開、ところどころに影響を受けたアーチストのエッセンスがチラリと現れるのもまた聴きどころです。

続いて84年リリースの2nd.「Torn Apart」(写真左下)、これは全6曲のミニ・アルバム、今回のリイシューに際してはデモ・テイクやライヴ・トラックなど全5曲のボーナス・トラックを収録しています。
そして87年リリースの3rd.「Where-Ever-Land」(写真右下)、R.E.M. のゲスト参加など、当時注目を集めていたアメリカン・インディーズ・シーンとのつながりも感じさせる傑作です。

「Karen's Swingin' Party」 発売

柳ジョージ&レイニーウッド

ゲイリー・グリッター

雪 〜あなたがいてくれたら〜

パーフェクトワールド

少年歳時記

親愛なる神様へ

マスタリングの全知識

11月

Karen's Swingin' Party

秋の休日

タータン・ハリケーン・リヴィジティッド

Grace

マイク・ヴァイオラ

Best Thing I Never Had

パワー・ポップものはバンドのメンバー自らがレコーディングやミックスをしている場合もあり、ねらいなのかどうかよくわからないのですが荒いサウンドになっていることが多いです。 また、時代背景もあってちょっと軽めのサウンドになっていたりもしますが、そういったパワー・ポップならではの特徴がきちんと残るよう気をつけてマスタリングしていきました。 そして3枚を順番に聴いていけば、ちゃんとバンドの成長具合がわかるようにもなっています。


どの曲も覚えやすく、この次はこうなるのだろうな、という期待を決して裏切らない、そして2番からはもう一緒に歌えてしまう、そんな愛すべき3分間ポップ・ソングの玉手箱のような3枚です。