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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

１月

毎月月初めの更新が早くも超スロー更新になってしまいましたが、１月の日記を書いていきます。

まずは近況報告から。
昨年末に録音したフルート楽譜集「FLUTE on Stage 〜発表会はこの曲で …」(Flute 岡本 謙･上田 章代、アルソ出版) は無事完成、同じくアルソ出版の THE FLUTE 150号記念二枚組 CD もマスタリングまで完了しました。
宇野哲之さんのバッハ「無伴奏チェロ組曲」が進行中、さらに２月からは新しいレコーディングがいくつか始まります。
毎年夏から秋にかけて行う青山学院大学のバンド･サークル Aoyama Folk Ways の CD 制作、2015年度からは就職活動との調整で１月に行うことになりました。 年明けに Studio Ailena でドラム録りをし、バンドごとのパート録りとミックスも月末までに無事終了しています。 なんと今年で 19枚目、９バンドが参加してくれました。
そんな最近のお仕事の様子をいくつか貼っておきます。

マスタリングではいつものようにランブリング･レコーズ、Wasabi Records のものを中心に、単発のものもいくつか予定しています。
注目は今年設立 50周年を迎える Saravah レーベルのリイシューや新しいコンピ盤です。 リリースされたら、また紹介しますね。
昨年「マスタリング祭り」とだけ紹介したのは一昨年に続くランブリング･レコーズのサウンドトラックのリイシュー、今回は 1960年代後半から 70年代辺りのフランス映画とイタリア映画を中心にセレクトした 35タイトルでした。 これも近々詳しく紹介したいと思います。
特設 HP を一足先に、紹介しておきます。

サウンドトラック名作選 35

http://sound-track.jp/

Studio CMpunch の機材、パワー･アンプ HEGEL H70 以外のハードウェアは全て 230V 駆動化され、絶好調です。 ミックスやマスタリングにおいて、かつてない生命力溢れるサウンドを作り出しています。
プラグインは最近では UAD-2 ファミリーのものと Slate Didital のものがレギュラーになりましたが、ここにきてガレージ･メーカーからも良いプラグインがリリースされるようになりました。 いくつか購入しているので、これも近々紹介したいと思います。

恒例の著作宣伝、１冊目の「マスタリングの全知識」、２冊目の「エンジニアが教える ミックス･テクニック99」、そして３冊目の「レコーディングの教科書」おかげさまで好評発売中。
下の写真をクリックするとリットーミュージックの紹介ページに飛び、そこに amazon へのリンクも貼ってあります。

最後はいつも恒例我が家の愛犬 シバタ大豆の近況、前回は申年にちなんで猿の着ぐるみを着ていましたが、新年しばらくは獅子舞の着ぐるみも併用してました。
寒い冬は、日向ぼっこや昼寝を家のあちこちでしています (^_^;)