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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

9月〜12月

9月になり、10月になり、と思っているうちに11月も過ぎ、なんとあっという間に年末になってしまいました。
例年夏から秋にかけてお仕事が集中する「レコーディング・シーズン」があり、今年は近年では断トツに多い年になりました。 シーズンが終わると途端に風邪をひくというのも例年同様、さらに今年は風邪が長引いています。
日々の仕事の様子や新しい機材の紹介、そしてリリースされた CD 等の紹介など書きたいことはいっぱいあるのですがなかなか時間が作れず、超スロー更新どころか放置状態になってしまい、申し訳ありません。

例年年末はその年一年を振り返る「プレイバック○○年」というのをやるのですが、おそらく年内には書き切れないと思うので年が明けてから、ゆっくり振り返ろうと思います。

まずは近況報告 (事後報告) から。
レコーディングでは Voices of Vision「We Shall Overcome」、いのちのことば社「福音讃美歌集 Vol.2」、Aoyama Folk Ways「Deo Gratias」ファブリス・モレッティ「バラード・ロマンティック」「パリの思い出」 、Otonana Trio「Say a Little Prayer for the Ramen King」、紫園 香「クリスマス・ララバイ」、小西 優子「道 〜The Way」「ギフト」、全て完成しリリースされています。
現在はリコーダー教本、キヨシ小林さんのウクレレ教本、そしてチェリスト宇野哲之さんのバッハ「無伴奏チェロ組曲」が進行中です。

8月

7月

6月

5月

安かれわが心よ

4月

3月

ソチ五輪、そしてゴースト騒動 …

2月

機材クリーニング

1月

謹賀新年

プレイバック 2013 - 2

プレイバック 2013 - 1

12月

11月

マスタリングではちょっと面白い企画があると予告したままになっていた、ランブリング・レコーズの「サウンドトラック傑作選 50」を今回チラッと紹介します。

これも詳しくは年明けにゆっくりと紹介しますが、10月・11月の2ヶ月で 50タイトルのサウンドトラックの新旧名盤をリリースするという企画でした (ロゴをクリックすると特設サイトへジャンプします)。 どのタイトルも素晴らしいのですが、あえての一枚ということでエンニオ・モリコーネ「ラ・カリファ」を貼っておきます。

これら50タイトルのマスタリングもレコーディング・シーズン中の2ヶ月半くらいの期間で仕上げました。 全てがリリースされた今、燃え尽きたという言葉は使いたくないですが、若干の放心状態が続いているのです。
そんなわけで諸々の更新は年明けにさせていただきたいな、と思います。

Studio CMpunch の機材、今年のハイライトはやはり Dangerous Compressor でしょうか、サントラのマスタリングにおいても大活躍でした。
最新情報としての新しい機材は特にないですが、UAD-2 等のプラグインがいくつか増えております。

恒例の著作宣伝、1冊目の「マスタリングの全知識」、2冊目の「エンジニアが教える ミックス・テクニック99」、そして3冊目の「レコーディングの教科書」おかげさまで好評発売中。
下の写真をクリックするとリットーミュージックの紹介ページに飛び、そこに amazon へのリンクも貼ってあります。

最後はいつも恒例我が家の愛犬 シバタ大豆の近況、寒い冬はとにかく暖をとることに夢中です (^_^;)

レコーディング・シーズン期間はたいへんでしたが、みなさんにこき使われたという印象はまったくなく、むしろみなさん気を使っていただき、最高のコンディションとモチベーションで全てのお仕事に臨むことができました。
昨年までももちろん全てのお仕事に全力投球してきましたが、いろいろな経験値の積み重ねが、今年はあらゆる方面で花開いたな、という気がします。

ありがとうございました。

今年も Auto-Tune は自分からは使っていません (^_^;)


kuzumaki.net を一年間見ていただき、ありがとうございました。
来年も引き続きこんな感じでやっていきます。


音楽によって、世界中の街と、すべての人々に平和と愛と微笑み、そして癒しが訪れますように★

良い年末年始をお過ごしください♪