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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

タータン・ハリケーン・リヴィジティッド

エアー・メイル・レコーディングス10月のリリース第2弾はいつものシリーズものではなく、「青春の再出発 !!」と題して、ベイ・シティ・ローラーズを脱退したメンバーのその後の活動にスポットを当てた5タイトルです。 日本でもザ・グッバイなどがありますが、海外にもアイドルとアーチストの両立を目指したバンドはいまだに数多くあり、良い曲をたくさん作っていたりしますね。 特にこのベイ・シティ・ローラーズはたくさんのメンバーが参加していますが、その中には後にパイロットを結成するデヴィッド・ペイトンやウィリアム・ライオールがいた、というのは有名な話です。

まずはイアン・ミッチェルが中心となり結成された Rosetta Stone、写真左下の「Rock Pictures」と扉写真の「Caught in the Act」の2枚です。 そしてイアンが Rosetta Stone を脱退して結成した自身のグループ The Ian Mitchell Band の2枚「Suddenly You Love Me」「Goin' Crazy」、そしてさらにイアンがこのバンドを解散して新たに結成した Bachelor of Hearts「On the Boulevard」、ジャケ写を見るとそれぞれ時代を感じますね。

Grace

マイク・ヴァイオラ

Best Thing I Never Had

10月

セガリニ

パート録り

ベスト盤と名盤、どちらも傑作!

大人のピアノ

9月

Aoyama Folk Ways

ルパート・ホルムズ

八ヶ岳にて

どのアルバムにもヒット・シングルがあり、サウンドも少しずつハード・ロック寄りになっていくものの、聴きやすい感じです。
この時代の洋楽アルバムは、邦題がやたらと大げさというか凝っているというか、アーチストごとに一つのキーワードで押し通すことがよくありましたが、ベイ・シティ・ローラーズの場合はずばり「青春」で、今回の5枚も、「青春の出発」「青春の誓い」「青春に夢中」「青春のポートレート」と、オリジナル・タイトルを完全に無視した邦題が付けられています(笑)。 ちなみにキッスの場合は「地獄の……」、スコーピオンズは「……の蠍団」というタイトルになってました。

それにしても「青春の再出発」とはあまりにも言い得て妙、すごいタイトルですね(笑)。