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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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Altiverb 7 |
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次々に新しいプラグインがリリースされていく中、コンボルーション・リヴァーブ (実在する空間の音響特性をシミュレートしたリヴァーブ) の先駆けとも言える audio-ease Altiverb が ver.7 へとアップグレードされました。 |
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さっそくインストールして使ってみると、扉写真にもあるようにグラフィカル・ユーザ・インタフェースが大幅に変更され見やすくなっています。 |
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Gear というのは実在する空間ではなく、アウトボードのリヴァーブのシミュレートで EMT 140、EMT 250、Lexicon 224、SONY SDR 1000 などの名機がラインナップされています。 こういったことができるのが IR リヴァーブの良さで、これにとどまらず車の中やトイレの中、面白いところでは隣の部屋、なんていうシミュレートもあります(^_^;) |
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ミックスでは必ずと言っていいほど使うこの Altiverb ですが、単独では使いません。 僕の著作にも書いてあるように、普通のリヴァーブと組み合わせて使うのです。 入力を同じバスに設定し、ヴォリュームも同じ値にする、つまり同じ割合で組み合わせるのです。 組み合わせるリヴァーブはその時の気分によって変えるのですが、ちょっと前までは IK Multimedia Classic Studio Reverb、その後 Softube TSAR-1 を経由して最近では UAD-2 の Lexicon 224 と組み合わせることが多く、Flux Verb Session がリリースされてからはさらにこれも足して3つを組み合わせています。 これによって実在の空間の響きのリアルさにアウトボード・リヴァーブの素直な響きがプラスされるわけですが、さらにオン・マイクではなくオフ・マイクによりリヴァーブをかけることによって、様々な響きがミックスされた何とも言えないサウンドができるのです。 |
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audio-ease からは定期的に新しいインパルス・レスポンスが提供されるので、それがまたこういった IR リヴァーブを所有する楽しみになっているわけですが、最新の IR はなんとエジプトのピラミッド、13秒の巨大リヴァーブとのことです。 |
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