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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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The Greatest Love of All |
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自分のプロフィールにハッキリと書いているように、僕は音響の勉強をしていたわけではなく、まぁありがちな話ではありますが当初はミュージシャン志望で、4年間作曲を勉強していました。 |
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それでもスタジオで働き始めた頃はまだ演奏活動をやっていました。 バンドのメンバーを集めたり維持したり、そもそも曲を作ることはとても難しく、最後にやっていたバンドは「The Duets」という名のデュオで、ずっと一緒に活動してきた女声ヴォーカルの子とのデュオ (僕はピアノ伴奏)、70年代・80年代の名曲のカヴァーばかりをやってました。 作曲の勉強をしていたのにソロ・フレーズが作れないし弾けなかった僕にとって、歌伴は唯一小さな実力を最大限に発揮できる場だったのです。 それでもライヴになると小さなミスをいっぱいしてしまい、いつしか演奏家への道を諦めることになるのですが、たった一度だけ、インクスティック芝浦ファクトリーというライヴ・ハウスでのステージでは、一度もミスタッチをすることなく、相方と顔を見合わせなくともピッタリの呼吸で、観に来てくれた鎌田くんや対バンからも絶賛されたのが良い想い出です。 |
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たった一度だけですが完璧な演奏を人前ですることができたことによって、逆にきっぱりと諦められたのかもしれないな、とよく思うのですが、ライヴではカーペンターズ、エリック・カルメン、ビリー・ジョエルなどと一緒に必ずホイットニーの曲を演奏していました。「Saving All My Love for You」「All at Once」「Nobody Loves Me Like You Do」「Greatest Love Of All」、ヴォーカルの子はアルトだったので音域もちょうどよく、こうして振り返るとホイットニーの曲が一番レパートリーの中で多かったです。 その後ゴスペルを好きになっていくきっかけを与えてくれたのは今思えば間違いなくホイットニー、あなたでした。 |
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自分のブログにおいて、「この映像面白いから観てください」などと言うのはあまり好きではないので今までしてきませんでしたが、アリスタ・レコード創立25周年記念式典におけるホイットニーのスペシャル・ライヴ、これはぜひみなさんに観てもらいたいと思います。 |
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ずっと前にこう誓ったの |
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