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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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Pro Tools 8.0cs2 |
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Studio CMpunch の主戦力機材、Mac Pro のスペック・アップと Pro Tools のヴァージョン・アップをしてから1ヶ月ほど経ちました。 最近は大きな編成のミックスをしていないので、Mac Pro スペック・アップの恩恵はまだよくわからないですが、新しい Pro Tools はとまどいながらもようやく慣れてきました。 そして、ついでに導入した Mac Pro 用の黒いキーボード(本来は Win 用)のキー操作にもようやく慣れてきています。 |
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僕のミックス作業では MIDI は使いませんし(当然マスタリングでも)、あまり凝った編集や修正作業もポリシーとしてしないので、Pro Tools のヴァージョン・アップをしても、実際のところやることは以前とほとんど変わらなかったりもします。 が、今回のヴァージョンの大きな特徴の1つとして、インサート・セクションがそれまでの5コから一気に倍の10コに増えました。 このことは、いろいろなプラグインを少しずつ重ねていく僕のミックスの手法や、最近凝りだした MS マスタリングをするにあたっては大きなアドバンテージになります。 プラグインのために新しく AUX トラックを作る必要もなくなるわけです。 |
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この現象は、すべてのプラグインに対して起こるのではなく、おそらく特定のプラグインを使った時に起こるのだと思いますが、この組み合わせはマスタリングの時のひな形なので、これが再現されないのはひじょうに困ります。 現在のところの対処として、保存前に新しくプラグイン保存用のステレオ・トラックを作り、そのトラックのインサート最初の5コにコピーしてから保存するようにしています。 そして次に開く時に、保存用のトラックから本来のトラックに移していくのです。 MS マスタリングの場合、それぞれのプラグインがMとSで同じ設定でかけている場合と大幅に変えてかけている場合があり、すべての設定を覚えるのはほぼ無理なので、きちんと再現されないと困ってしまいます。 |
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さらにいくつか新しいプラグインも相変わらず購入してしまい、これから少しずつ勉強していきます。 最近はいろんな種類のプラグインがリリースされていて面白いですよ。 |
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と、書いた次の日になにげなく Digidesign のサイトをチェックしたら、Pro Tools 8.0cs2 アップデートがリリースされていました。 CS アップデートとは同じバージョンでバグを修正したもので、前回の cs1 ではこのバグは完全に無視されたのであまり期待してなかったのですが、今回の cs2 において完全に修正されていました。 本来当たり前のことですが、今までできなかったことができるようになるとちょっと嬉しいですね。 これで普通に保存して、読み出すことができるようになりました。 |
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