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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

最近のプラグイン

レコーディングにおいても、マスタリングにおいても、たくさんのプラグインを使います。 自分の中の定番もありますが、新しいプラグインが発表になると、ついついいち早く買って、試してしまいます。

最近購入した中でのヒットは Massey Plug-ins の L2007 です。 このメーカーは Trillium Lane Labs などに在籍していた Steven M. Massey という技術者が起こした個人のブランドで、知る人ぞ知る、という感じでしょうか。 個人故にひじょうにコスト・パフォーマンスの高いプラグインをいくつもリリースしていて、サチュレーション・シミュレートの Tape Head は僕もかなり愛用しています。 最近はちょっと前に比べると大手だけでなく、いろいろなメーカーが Pro Tools のプラグインを出していて、種類もルックスも値段も豊富ですが、Massey Plug-ins のものはまず使いやすい、そして効果的、さらに大事なルックスも好印象です。

さてこの L2007、リミッターです。 リミッターといえば Waves の L1。L2、L3 が有名で僕もそれぞれ愛用していますが、この L2007 も Waves のリミッターに似たかかり方をするように感じました。 コントロールするパラメーターも L1 などと同じです。 L2007 には Mode と Release をそれぞれ4つの中から選べ、それによってかかり方をコントロールすることができます。

Purple Records _2

Purple Records _1

True Worshippers LIVE

愛犬の独り言

謹賀新年

プレイバック 2008 - 10月-12月

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プレイバック 2008 - 3月

教本 2点

プレイバック 2008 - 2月

昨年発売した僕の著書「マスタリングの全知識」でも触れていますが、コンプやリミッターはいろいろなメーカーのものを同時に使った方が良いように思います。 いろいろなものを並行して使うことによって、それぞれのアタック感やリリース感が違うので、結果的には奥行きを演出することができるのです。 ただ音圧を上げるために使うのではなく、たいていのコンプやリミッターにはアウトプット・ヴォリュームがあるので、音圧を上げるのだけど音量は控えめにする、などということができるわけです。 リミッターは主に音圧と音量のコントロールですが、これにコンプのアタックやリリースの調整でさらに奥行きを演出することができ、それらを組み合わせていくとかなりいろいろなことができます。
この L2007 はマスターにインサートするよりも、ミックス時のチャンネルのいくつかにアサインすると幅が広がるな、と思いました。

同じタイミングでテープ・ディレイ TD5 も購入したのですが(写真下)、これはまだ使う機会がありません。 そのうち試してみたいと思います。