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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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最近のプラグイン |
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レコーディングにおいても、マスタリングにおいても、たくさんのプラグインを使います。 自分の中の定番もありますが、新しいプラグインが発表になると、ついついいち早く買って、試してしまいます。 |
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最近購入した中でのヒットは Massey Plug-ins の L2007 です。 このメーカーは Trillium Lane Labs などに在籍していた Steven M. Massey という技術者が起こした個人のブランドで、知る人ぞ知る、という感じでしょうか。 個人故にひじょうにコスト・パフォーマンスの高いプラグインをいくつもリリースしていて、サチュレーション・シミュレートの Tape Head は僕もかなり愛用しています。 最近はちょっと前に比べると大手だけでなく、いろいろなメーカーが Pro Tools のプラグインを出していて、種類もルックスも値段も豊富ですが、Massey Plug-ins のものはまず使いやすい、そして効果的、さらに大事なルックスも好印象です。 |
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さてこの L2007、リミッターです。 リミッターといえば Waves の L1。L2、L3 が有名で僕もそれぞれ愛用していますが、この L2007 も Waves のリミッターに似たかかり方をするように感じました。 コントロールするパラメーターも L1 などと同じです。 L2007 には Mode と Release をそれぞれ4つの中から選べ、それによってかかり方をコントロールすることができます。 |
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昨年発売した僕の著書「マスタリングの全知識」でも触れていますが、コンプやリミッターはいろいろなメーカーのものを同時に使った方が良いように思います。 いろいろなものを並行して使うことによって、それぞれのアタック感やリリース感が違うので、結果的には奥行きを演出することができるのです。 ただ音圧を上げるために使うのではなく、たいていのコンプやリミッターにはアウトプット・ヴォリュームがあるので、音圧を上げるのだけど音量は控えめにする、などということができるわけです。 リミッターは主に音圧と音量のコントロールですが、これにコンプのアタックやリリースの調整でさらに奥行きを演出することができ、それらを組み合わせていくとかなりいろいろなことができます。 |
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同じタイミングでテープ・ディレイ TD5 も購入したのですが(写真下)、これはまだ使う機会がありません。 そのうち試してみたいと思います。 |
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