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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Rob Galbraith

Vivid Sound さんから僕がマスタリングをしている新譜が今月は2タイトル発売されますが、そのうちの1枚 Rob Galbraith「Too Long at the Fair」を紹介します。

VIVID SOUND

洋楽・邦楽問わず、名盤を毎月リリースしています

http://www.vividsound.co.jp/

もう発売になっていると思ったら18日リリースのようでちょっとフライングですが、その頃他にもいくつかリリースされるので、一足先にこの作品を紹介しますね。

このロブ・ガルブレイス、知る人ぞ知るシンガーとでも言いましょうか、70年代スワンプ・ロックの傑作「Nashville Dirt」、そしてブルー・アイド・ソウルの名盤「Throw Me a Bone」の2枚を発表した後突如シーンから姿を消してしまったのです。 「Throw Me a Bone」は今やフリー・ソウル系クラブ DJ のマスト・アイテムともなっているようです。
そのロブさんが2004年にナッシュヴィルの Tri-State Records というインディ・レーベルからひっそりと発表したのが本作「Too Long at the Fair」、あまりのレアさにオークション・サイトでは数万円の値が付いたこともあったようです。

冬の山中湖

2月

The Blues Band

システム入れ替え_2

システム入れ替え_1

最近のプラグイン

Purple Records _2

Purple Records _1

True Worshippers LIVE

愛犬の独り言

謹賀新年

プレイバック 2008 - 10月-12月

プレイバック 2008 - 9月

プレイバック 2008 - 8月

プレイバック 2008 - 7月

冒頭からいきなりビル・ラバウンティのカヴァー「Living It Up」、そして全体を彩るジャジー&メロウなテイストは AOR ファンにはたまらないと思います。
プロデュースは David Roberts の新作のナッシュヴィル・チーム分を担当したフレッド・モーリン、そして参加メンバーもナッシュヴィル・メンツですが、注目は ToTo の初代ベーシスト デヴィッド・ハンゲイトが数曲で参加していることでしょうか (ギターですが)。

2004年の作品なのですがあえてリマスタリングしています。 元の音は若干乱暴なので、日本の AOR ファンが好みそうなソフトなテイストにし、そして最近僕がこだわっている MS マスタリングによってより立体的なサウンドになっています。 センターからロブさんのヴォーカルがはっきりと聴こえ、それを支えるバンドの音が左右やや奥からソフトに、しかししっかりと聴こえてくるのです。 まるでそこにロブさんとバンド・メンバーがいるよう、しかしその雰囲気を見せつけるのではなく、目を閉じるとなんとなく想像できる、そんな感じのサウンドに仕上がったと思います。 この想像できる、というのが僕なりにこだわった点で、これが今の僕の音作りのテーマです。

青木カレンさんもカヴァーして昨年レコーディングもした「Cry Me a River」をロブさんもカヴァー、しかもこの曲のみライヴ・テイクのようです。
そして僕が大好きなのは4曲目の「Damn It All 」、夜車で聴いたりするのにはピッタリですよ、ぜひ聴いてください。