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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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DAD AX24 |
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スタジオ・エリアーナの概要についてのレポートは書き終えたので、今度は僕の本拠地、ここ Studio CMpunch の機材のことを少しずつ書いていきます。 |
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今から1年くらい前までは、自分の機材についての不満は特にありませんでした。 しかしながら、エリアーナの機材選定を全て任されいろいろとリサーチしていった中で、まだまだ世界中に素晴らしい機材があるとわかったことや、昨年秋に起きたある出来事がきっかけで、まずはそれまで愛用していたR社の機材を今後使うのは止めることにしました。 |
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そんなわけで、ハードウェアからモニター・スピーカー、さらにはケーブル類の全てを入れ替えていくのですが、新しい機材群の一番の目玉であるオーディオ・インターフェース DAD AX24 をまずは紹介します。 |
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DAD とは Digital Audio Denmark の略、文字通りデンマークにあるメーカー NTP Technology の中のブランドです。 |
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本来この AX24 はカスタマイズできる AD or DA (もしくは両方) コンバーターで、カスタマイズの一つとして Pro Toolos 互換の8ch AD/DA コンバーターがあります。 さらにマイク・プリアンプも搭載した一体型インターフェースもあり、主にヨーロッパのクラシック系の録音で急速に広まっています。 扉写真は左半分、下の写真がその全景ですが、見ての通りゴールドのフロント・パネルはかなりインパクトがありますね。 |
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しかしながら、日本の代理店が今年になってから撤退し、DAD 自体も日本へのマーケティングに熱心ではないのか、メールで質問しても返事がなかなか返ってきません。 結局エリアーナの一部の機材と同じく、アメリカの機材屋さん Vintage King から購入したのですが、注文から1ヶ月以上経った5月にようやく届いたのでした。 |
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高級な機材を見た目だけで選ぶのもどうかと思いますが(^_^;)、リサーチから約半年、発注からは1ヶ月以上待った甲斐もある、実に素晴らしいサウンドを出してくれます。 何をもって良い音なのか、文章で説明するのはすごく難しいことですが、簡単に言うと分解能が半端なく高く、また音のステージが一回り大きいです。 僕らエンジニアが理想として求める音のリアルさに加え、美しさも感じられます。 |
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5月以降のお仕事で、この AX 24 はさっそく大活躍、クライアントさんからの評判も上々です。 何より、これを使って作業している、という実感だけでたまらなく楽しく、いつまでも仕事をしてしまいます♪ |
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