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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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ピアノ録り その1 |
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GW ももう終わろうとしているのにスロー更新で申し訳ありませんが、最近やったピアノのレコーディングを2つレポートします。 |
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数年来のお付き合いである調律師 名取孝浩さんに調律をお願いし、レコーディングは桶川市民ホール「響の森」で2日間、2月末に行いました。 |
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マイキングを客席側から見るとこんな感じです。 |
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曲によっては真空管マイクを Telefunken AR-51 と AR-47 に替えたりもしています。 |
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レコーディング初日はピアノ・ソロのみでしたが、2日目はチェロとウッド・ベースを加えてトリオやデュオ作品も録りました。 ステージの全体像と各楽器へのマイキングは下の写真のような感じです。 |
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写真をご覧になればわかるように、オン・マイクを真空管マイクとリボン・マイクの二本立てとしているところがポイントです。 真空管マイクは芯の強い若干ザラッとした音になり、リボン・マイクは高域がなだらかに落ちたこもり気味の音になります。 そもそもオン・マイクの出し具合自体全体の3割くらいになるわけですが (アンビエンス・マイク中心)、その少ししか出さないオン・マイクの音をしっかりととらえ、なおかつもしキツさを感じた場合にリボン・マイクの音を足して柔らかくする、そんなイメージです。 リボン・マイクも最近はいろいろな種類がありますが、この Recordist は感度が低いので、真空管マイクよりも少し前に置きます。 |
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響の森は客席数 700の中ホール、扉写真にあるように客席やや後方に機材スペースを作り、いつものように api 3124+ で Mackie SDR 24/96 に録っています (24bit, 96kHz)。 |
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