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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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ルネッサンス |
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僕がマスタリングをしているエアー・メイル・レコーディングスさん5月のリリース第2弾は、かれこれ長い間続いている British Legend Collection Vol.55、今回はなんと大物、ルネッサンスの第2期の絶頂期の作品を中心とした5タイトルです。 |
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エアー・メイル・レコーディングス |
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洋楽の名盤を、紙ジャケットによるこだわりの再現でリイシュー |
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http://www.airmailrecordings.com/ |
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まずは扉写真、74年にリリースされた3rd.「Turn of the Card」、後にライヴの定番曲となる「孤独の旅路」「君を想う」「母なるロシア」などの名曲を多く収録、後にグループは北米マーケットを含む全世界でブレイクをします。 |
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とここまでの3タイトルがいわゆる絶頂期、マスタリング作業で久々にこれらの名盤を聴きましたが、本当に素晴らしい内容です。 この時代の作品は当たり前ですが全て生演奏、そしてアレンジなどで感じる、少しでも自分たちだけの個性を創ろうとする意気込みには圧倒されます。 |
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続く2枚は一度自然消滅したグループの復活作、まずは81年リリースの8th.「Camera Camera」(写真左下)、そして83年の9th.「Time Line」(写真右下) です。 アートワークからしてすでにプログレではないのだな、と感じてしまいますが、予想通りちょっと残念なサウンドです。 壮大な作風は完全に消えてしまい、コンパクトなサウンドはもはや同じバンドとは思えません。 ファンでなくても、せめて違うバンド名でリリースしてほしかった、と感じてしまいます。 |
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しかしこの中の最初の3枚はプログレというジャンル抜きで、ブリティッシュ・ロックの名盤中の名盤です。 今までも何度か再発されていますが、今回の僕のマスタリングとエアー・メイルさんの紙ジャケ再現度によって、決定盤になったと思います。 |
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