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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Tradewinds Records

オーマガトキさんからオリジナル紙ジャケット&レーベル仕様で発売されている60年代・70年代のハワイ音楽名盤シリーズ、紹介が遅れましたが今年の第2弾が7月末に発売になりました。 第1弾の Hula Records に続く今回は Tradewinds Records 、6タイトルが発売になりました。
僕がマスタリングをしています。

オーマガトキ

全世界の知られざる音楽や埋もれたままの名盤を紹介

http://www.shinseido.co.jp/omagatoki/index.html

今回の6枚の中でまず紹介するのはなんと世界初CD化、ハワイ音楽ファン待望の名作、アッタ・アイザックス「Atta」です。 ギャビー・パヒヌイと共にライ・クーダー「チキン・スキン・ミュージック」にも参加した名手アッタのソロ2作目、スウィート&ジャジーなアッタのスラック・キー・ギターが味わえる超名盤です。

素晴らしいヴォーカリスト達

素晴らしいミュージシャン達

リズム・トラック録り

Better Late than Never

8月

骨休み

マーク・ムーギー・クリングマン

フルート・トリオ

20/20

SHINING コンサート

サックス・カルテット

ペドラーズ

次は、第1弾で発売された The Sons of Hawaii のメンバーでもあるギャビー・パヒヌイがグループ参加直前に録音した「ピュア・ギャビー」(写真左上)、リラックスしたギターとファルセットはまさにピュアー、ボーナス・トラックとしてギャビーの貴重なインタビュー音源を収録しています。 そして、ギャビーが無二の親友であるアッタのレコーディングに客演したアルバムが写真右上の「Two Slack Key Guitars」、アッタのジャジーなセンスと抜群のテクニック、ギャビーのおおらかなヴォーカルとモダンなギター、そんな二人の特徴が見事に融合したサウンドが気持ち良いです。

続いて写真左上、今年2月に惜しくも亡くなったスラック・キー・ギターの名手レイ・カーネの代表作「ナナクリズ・レイ・カーネ」。 ジェントリーなギター・スタイル、そして人間味たっぷりの音楽は多くのミュージシャンに影響を与えました。
そして最後に全曲スラック・キー・ギターのインストゥルメンタル作が2枚、レオナード・クワン「スラック・キー」とレイ・カーネも加わった「スラック・キー (イン・ステレオ)」、スラック・キー・レジェンド二人の演奏スタイルが楽しめる幻の名盤です。


今回もまたマスター素材があまり状態の良いものではなかったのですが、なんとか頑張って柔らかく、聴きやすく仕上げたつもりです。

第1弾に続いて、前作のライナーをレイ・カーネの弟子でもあった 山内 Alani 雄喜さんが担当しています。