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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Toad

ストレンジ･デイズ･レコードさん今月の新譜は、アニマルズの Eric Burdon のレア･トラックや未発表ライヴ集など８タイトルイスのソロ音源がハード･ロック･バンド Toad の３タイトルです。 このうち、Toad のアルバムを僕がマスタリングしています。

ストレンジ･デイズ･レコード

Cramps レーベル･コレクション、どっこいまだ続いています

http://www.strange-ds.com/

ホークウィンド等に在籍していたヴィック･ヴァジャーが中心となり、スイス出身のメンバーで結成された Toad、クリームやジミ･ヘンドリックスなどを彷彿させる、ブルースを基盤としたハード･ロック･サウンドです。 写真左上がデビュー作「Toad」、この時点では４人編成で比較的ストレートなサウンドでしたが、２nd.「Tomorrow Blue」(写真左下)からトリオ編成となり、にもかかわらずアレンジは多様になってファンキーな要素も入ってきます。 そして３rd.「Dreams」(写真右下) になるとさらにファンキーさが増し、なんとも独特なサウンドです。 このアルバムにはジミ･ヘンドリックス「紫のけむり」のカヴァーがボーナス･トラックとして収録されています。

ちなみにトードとはヒキガエルのことだそうで、故にデビュー盤はこのようなアート･ワークなのですね。 その後の２枚のアート･ワークはまったくテイストが違い、とても同じバンドのものとは思えません(笑)。