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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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THE CLUB JAZZ DIVA |
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若干紹介が遅れてしまいましたが、シンガー 青木カレンさんのベスト・アルバム「THE CLUB JAZZ DIVA」がランブリング・レコーズからリリースされています。 |
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青木カレン |
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心の癒しとなるメッセージを唱い続ける、今最も美しいディーバ |
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http://www.rambling.ne.jp/artist/karen/information.html |
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このアルバムには今までリリースした4枚のアルバムからセレクトされた11曲と未発表の新曲3曲からなります。 |
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曲目を見ておわかりのように、いわゆるジャズのスタンダードだけではなく、スティングやニルヴァーナ、そしてマドンナの曲なども積極的にカバー、クラブ・ジャズのテイストを加えカレンさんが歌えばそれがオンリー・ワンなカレン・ワールドです。 |
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どの曲にも思い入れがあるのですが、中でも僕がこの中で好きなのは quasimode をフューチャーした「Last Nine Days」と Shima&Shikou DUO をフューチャーした「Devil May Care」です。 「Last Nine Days」はアンビエンス・マイクを積極的に使ってもらえたのでかなりトラック数が多いのですが、僕がこだわる奥行き感などかなり満足のいくミックスができました。 そして「Devil May Care」、これはなんとスタジオではなく、大田区池上にある制作チームのNさんの会社 NAF の楽器倉庫で行われたのです。 この伝説のセッションに僕は立ち会ってないのでその様子がわからないのですが、エレピはともかくトランペットやカレンさんの歌をいったいどうやって録ったのでしょうか(笑)。 カレンさんの歌で使ったのはノイマンや AKG などではなく Sure SM 58 、しかも若干オーバー・レベルで歪んでいます(^_^;) 当時はまだ低予算だったのでこういうことになったのですが、この独特の質感、そしてカレンさんと Shima&Shikou DUO のハングリー精神のようなすさまじい熱気がこの曲からは感じられます。 ゴージャスなこのベスト盤の中でもこの「Devil May Care」は異彩を放ち、場合によってはダントツでこの曲が好きだ、という人もいるかもしれません。 |
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そして今回のベスト盤、マスタリングをすべてやり直しています。 なのでそれぞれのアルバムの音とは微妙に変わっていますが、僕が最近こだわっている MS マスタリングによってカレン・ワールドがさらに魅力的になっていると思います。 さらに、レンタルではなくセル盤のみ最近話題の高素材CD、HQCD 仕様になっています。 |
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