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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

セガリニ

エアー・メイル・レコーディングス9月のリリース第2弾は Discover America Collection 第6弾、「ロックパイルに対するカナダ経由アメリカからの返答」と題したセガリニの3タイトルです。

エアー・メイル・レコーディングス

洋楽の名盤を、紙ジャケットによるこだわりの再現でリイシュー

http://www.airmailrecordings.com/

キャッチコピーにあるロックパイルとはパブ・ロックの双璧であるニック・ロウとデイヴ・エドモンズが70年代後半から80年代にかけて組んでいたユニットのことです。 つまりはエルヴィス・コステロなどにも共通するポップなロックン・ロール・サウンド、ということですね。 セガリニはリーダーのボブ・セガリニを中心とする6名からなるバンド、78年にカナダのボム・レコーズからアルバム「Gotta Have Pop」でデビューします(扉写真)。 ボブ・セガリニはこの時からすでに「カナダのニック・ロウ」と呼ばれていたようですが、50年代ロックン・ロールからの影響を感じさせるサウンドはまさにロックパイルのようです。

パート録り

ベスト盤と名盤、どちらも傑作!

大人のピアノ

9月

Aoyama Folk Ways

ルパート・ホルムズ

八ヶ岳にて

Tradewinds Records

素晴らしいヴォーカリスト達

素晴らしいミュージシャン達

リズム・トラック録り

Better Late than Never

2nd. アルバム「... On the Radio」(写真左上)は、スタジオに60人のファンを招いてレコーディングしたスタジオ・ライヴ盤です。 そういえば、90年代まではこういったスタジオ・ライヴ盤はいろいろなアーチストが出していたような気がしますが、最近はほとんどないですね。 代わりに大規模なツアーのライヴ盤やライヴDVDが多くなったような気がします。 レコーディング技術の進歩、という側面もあるのだと思いますが、小さい会場でのライヴ一発録り、この緊張感も充分魅力的です。
そして79年にリリースされたのが3rd. アルバム「Goodbye L.A.」(写真右上)です。 やや意味深なアルバム・タイトルですが、ここでもロックパイル路線のロックン・ロール・サウンドが全開、カヴァー曲のセンスも光ります。

マスタリングでは、小綺麗にまとまらないよう、勢いを感じられるように仕上げたつもりです。 ちょっと渋いけれど、なかなか素敵です。