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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Aoyama Folk Ways

お盆前後の時期にあるムジカ音楽・教育・文化研究所主催 夏の合唱講座と同様、すっかり夏の恒例行事となった、青山学院大学のバンド・サークル、Aoyama Folk Ways (A.F.W.) のCD制作が今年も始まりました。

なんと今年で12枚目のCD、関わり初めのころは学生さん達とも歳が近く、友達感覚でやっていましたが、最近では親子ほど歳が離れ、しかし相変わらず友達感覚で楽しくレコーディングしています。

その時の僕のレコーディングの仕方によって少しずつ進め方も変化していくのですが、ここ最近はまずレコーディング・スタジオでドラムを録って、そこから先の楽器録りと歌録り、ミックスまでを1日1バンドずつ Studio CMpunch で行っています。
今年は史上初、2つのスタジオを使うことになり、芦花公園にある Studio 882 と、下北沢にある Nasoundra Palace Studio でドラムを録ってきました。

このようなオムニバスCDのレコーディングで面白いのは、同じ楽器(この場合ドラム)、同じマイク等の機材を使っているにも関わらず、演奏する人によって出音・録り音が全然違うことを実感できることです。 そして、すっかりレコーディング慣れしている学生もいれば、今年初めてCDを作る学生もいるわけで、ちょっとしたアドバイスによって楽曲が仕上がっていくのをお手伝いすることは、僕にとってもすごく勉強になります。
僕は普段、レコーディングにおいては修正をなるべくしないことを心がけていますが、A.F.W. のCD制作でも同じで、なるべくというより絶対修正しないのを目標にしています。 演奏のうまい・うまくない、ではなく、何人かで音楽を作り上げていく喜び、最近僕が使っている言葉で表すと「足し算の奇跡」を味わってほしいからです。

ルパート・ホルムズ

八ヶ岳にて

Tradewinds Records

素晴らしいヴォーカリスト達

素晴らしいミュージシャン達

リズム・トラック録り

Better Late than Never

8月

骨休み

マーク・ムーギー・クリングマン

フルート・トリオ

20/20

そんなわけで、夏の想い出作りと言っても良いCD制作が今年も始まりました。 例年よりちょっと遅く8月最終日からスタート、だんだん秋の気配を感じながら、9月末まで続きます。

扉写真は Studio 882 にて、左の写真は Nasoundra Palace Studio にて、その日の参加メンバーです。