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日々のことを書きたいと思います。週に2,3回更新したいと思い
ます。

完成 2007.9.30

Aoyama Folk Ways の今年のCD制作も予定通りに進み、今日がマスタリング、これにて完成です。 なんと今年で11枚目ですから、来年のCDを作ると干支を一回りすることになります。 10年前に大学生だった人も、もう今は30代半ばになっているのかと思うと、なかなか感慨深いですね。 毎年必ず同じ時期にやる仕事、というのはいくつかありますが、それぞれの年にその時の想い出があるものです。
ここ何年か、A.F.W. のマスタリングはお任せでやらせてもらい、仕上がったCDを音楽委員長に渡しつつ、武蔵小金井の焼き肉屋さんでこの夏の労をねぎらう、というのが恒例になっています。 毎回のレコーディングに顔を出し、曲順を決め、デザインを考える。 夏から秋にかけて、たいへんな毎日だったと思いますが、音楽委員長にとっては一生の宝物になるのではないでしょうか、久保君おつかれさまです!

2nd. アルバム 2007.9.28-29

The Apollo Boyz、現在ライヴDVDを制作中ですが、それと並行して早くもセカンド・アルバムのレコーディングが始まりました。 まずはドラム録り、僕がよく使う芦花公園の Studio 882 にメンバー4人集合、リーダーの首藤健祐さんはスケジュールが合わず欠席です。
今回は二日間で新曲6曲のドラムを録るのが最低目標でしたが、わりとすんなり進んだので、全曲分のベースとギターも録り終えました。
写真右上はスタジオでメンバー集まって一枚、本来ドラマーは一番左のみのすけさんです(笑)。 写真左は「黄色いクリスマス」という池田聡さん作のバラードのオケ録りでウクレレを弾く草野徹さん、バンドではベーシストですが、元々はウクレレ・プレイヤーなのです。 写真には写っていませんが、もちろんアンビエンス・マイクも使っています。
「黄色いクリスマス」はドラムレスで、ウクレレと歌がメインです。 スタジオにはブースが2つあるので、草野さん以外の3人はブースに入って、仮トラックを録りました (写真下の2枚)。
この後11月に歌を録り、年明けに完成させる予定です。

第4弾 2007.9.26

僕がマスタリングをしているストレンジ・デイズ・レコードさん今月の新譜は6月から続いているイタリアの名門プログレッシブ・ロック・レーベル Cramps のコレクション第4弾12タイトルです。 このシリーズはもう少し続く予定なのですが、今回辺りから、だんだんマニアックな世界へと入っていきます。 アレアのギタリスト、パオロ・トファーニによるサイド・プロジェクト Electric Frankenstein はアレアのアヴァンギャルドなジャズ・ロックとはまったく違うアシッド・フォーク風なサウンド、オパス・アヴァントラのヴォーカリスト Donella Del Monaco「Schonberg Kabarett」は現代音楽の作曲家シェーンベルクの作品のみを集めた歌曲集、と、なかなかディープな作品が揃っています。 なぜか英語詞で本格的なブルースを聴かせる Robert Ciotti の2タイトルなんていうのもありますが、今回紹介するのは、Andrea Tich「Masturbati」、タイトルは訳すると「慰み」という意味ですが、 PFM やピンク・フロイドを思わせる情感溢れるプログレッシブ・アシッド・フォーク、この作品は意外と聴きやすいです。

オカリーナ 2007.9.23-24

今月もやってまいりました、山中湖にあるアルソ出版さんの自社スタジオ Studio Upfield、今回はオカリナ合奏の収録です。 詳細は未定なのでまだ書けませんが、最大7名の奏者でのアンサンブル、もしくはソロ独奏で、なんと二日間で22曲を収録しました。 写真にあるように、オカリナに一本ずつコンデンサー・マイクを離しめの位置からねらい、ソロ・オカリナには真空管マイク RODE K2 を、そして写真には写っていませんが、アンビエンス・マイクとして audio-technica AT4040 を階段を上がった上方からセッティングしてます。
このマイキングは最近の僕の定番ですが、このようにソロにのみ真空管マイクを使うことで、特にミックスで工夫しなくても、ソロが一歩前に出るようなサウンドになります。
レコーディングの合間には取材も行ってましたが、撮影用に持ってきたたくさんのオカリナが写真左です。 オカリナはイタリア語で「ダチョウの子」という意味で、正確にはオカリーナと表記するようです。
素朴な音色に癒される、そんな二日間でしたが、録音したデータを持ち帰り、ミックス・マスタリングへと進みます。

再開 2007.9.21

中断していた金剛山歌劇団のレコーディングが再開しました。 3年前に「朝鮮民族器楽曲集」CDのマスタリングからスタートしたお付き合いも、2年前からはレコーディングから関わるようになりアルバム2枚、昨年はアルバム3枚を作りました。 当初作らないかも、ということになっていた今年は、来年にかけて結局アルバム4枚の計画があります。 そして、今回カヤグム奏者 金 栄実 (キム・ヨンシル) さんのレコーディングが17日から始まっています。 カヤグムとは日本の琴のような楽器ですが、朝鮮の民族音楽においては伴奏楽器としてかなり重要な存在のようです。 ヨンシルさんのCDではもちろんカヤグムが主役で、なんと2枚組、そのうち大きな編成の曲は8月に平壌で録ってきて、ミックス以降を僕が担当します。 今回のレコーディングではチャンゴとのデュオ曲で壮大な組曲「サンジョ」と、「アリラン」や「トラジ」といった小曲をいくつか録りました。
写真右上がヨンシルさん、ちょっとわかりにくいですが、平壌で録ったのと同じマイキング、ノイマンU87を上から楽器左右のオン・マイクに使い、そしていつものようにアンビエンス・マイクとして MEARI 319-A7 をホールの両端に置いています。 写真左下は朝鮮の民族音楽において常に演奏をリードする役割となる打楽器チャンゴ、器楽部部長であり、ヨンシルさんの夫であり、そして僕と同い歳の 河 栄守 (ハ・ヨンス) さんです。 カブリを避けるため、ホールに隣接したブースという名の別室で録りました。 ガラス越しなのでわかりにくいですが、楽器右側から低音が出るので Audix D-6 を使い、左側は高音なので MEARI 319-A8、そしてやや離れた上方から RODE のステレオ・マイク NT-4 で全体をねらっています。
5日間毎日少しずつ録り、なんとか予定通り終了、ミックスはしばらくしてからとりかかります。 おつかれさまでした。

Innocence 2007.9.20

シンガー・ソングライター、そしてピアニストでもある ルンヒャン の初めてのソロCD「Innoccence」が発売になっています。
ルンヒャンとは、昨年秋に作った 河 明樹 (ハ・ミョンス) & 尹 慧瓊 (ユン・ヘギョン) さんのアルバム「HIBARI」のレコーディングの時に知り合いました。 このアルバムでは彼女はピアニストとしての参加だったのですが、譜面を使わないのに、あまりにも見事なピアノ・アレンジにビックリし、ぜひ自身の作品を作る時には、と話していたのですが、早くも実現しました。
「アンタイトル」という曲ではゲストでミョンス君がソヘグムを弾いていますが、基本的にはルンヒャンの弾き語りスタイルとなっています。 ピアノは新宿のスタジオで録り、歌はここ Studio CM Punch で録りました。 いつも僕が録るように、アンビエンス・マイクを多めにミックスしたピアノ・サウンドに、真空管マイクで録ったルンヒャンの声が生々しく混ざり、本当に素敵です。 ディレイもリヴァーブもたくさん使っているのですが、目を閉じて聴けば、目の前でルンヒャンが歌っているように聴こえると思います。
全部で5曲なので、ちょっとした空き時間にも楽しめます、ぜひ聴いてください。

スウィンギン・ロンドン 2007.9.19

エアー・メイル・レコーディングス今月の新譜第2弾は British Legend Collection Vol.44、「スウィンギン・ロンドンと時代の喧噪」と題して Heinz「tribute to Eddy」、Mark Wirtz Orchestra & Chorus「Latin A Go-Go」、Alan Price Set「The Price to Play」「A Price on His Head」の4タイトルです。 そして、今日紹介するのはアニマルズのキーボード奏者アラン・プライスがアニマルズ脱退後にスタートさせたグループのファースト・アルバム「The Price to Play」です('66年リリース)。 ジョージ・フェイム(最近リイシューされ、かなり売れたそうです)の上を行く、とも言えるセンスと、ヒップでクールなモッズ・サウンドが楽しめます。 翌年にリリースされた2nd. 「A Price on His Head」も同様にかっこいいです。

シルバニアスリープ 2007.9.18

続いて今日はシルバニアスリープのマスタリング、メンバーのフルカワタクマさんと大橋はるみさんが来てくれました。
ノスタルジックな香りのするロックが、なぜか僕のマスタリングと相性が良いようで、どこまでも音圧が上がっていくという、あまり経験のないことが起こりました。 ミックスとの相性なのかどうか、僕にもよくわからないのですが、なぜか、どこまでも歪まずに上がっていくのです。 とはいえ、バンドのサウンド的には限りなく大きくする必要もないので、ほどほどのところに落ち着かせました。
写真はマスタリング後の二人、昨日に続いて、なぜか Studio CM Punch 内の備品をアクセントにしています(笑)。
アルバム「語られることのない、僕のストーリー」は12月5日発売予定、ぜひ聴いてください。 おつかれさまでした。

Quaker Meeting 2007.9.17

今日から二日間、Nomadic Records さんのマスタリングが続きます。 まず今日は仙台を本拠とする Quaker Meeting のみなさんが来てくれました。
バンドのマスタリングにおいては、どこまで音圧を上げるか、というのが難しいところで、やはりみなさん「限りなく上げてくれ」というリクエストが多いですが、僕のマスタリングではあまり音圧を上げ過ぎなくてもきちんと聴こえるので、その辺を説明し、アーチストさん、ディレクターさん、そしてできれば僕も納得できる状態に仕上げたいわけです。 音圧を上げていくと、ある地点から少しずつ歪んでいき、ロック系の場合それがかっこよかったりもするのですが、許せない歪み、というのもあったりするので、そのギリギリ手前まで、というところで落ち着くわけです。
写真はマスタリングを終えてバンドのメンバー4名で。 ドラマーの香川君(手前左側)は「源さん」と呼ばれてましたが、バンド内での和み系のポジションにいるようですね(笑)。 来年1月発売予定、おつかれさまでした。

無事終了 2007.9.15

そんなわけで、ほとんど日記に書いてませんが、毎日のように続いた A.F.W. のレコーディングも無事全12バンドを終え、あとはちょっとしたミックスの直しとマスタリングをするのみです。
今年の傾向としては、今までにCD制作を経験した学生が多かったこともあり、バンドごとに方向性がはっきりしていて、レコーディング自体はやりやすかったです。 曲の完成度も高かったように思います。 ドラム録りに使ったスタジオ、プリ・アンプ等の機材、レコーディングの進め方など、ほとんど前年と同じなのですが、今年の方がずっと良いサウンドに仕上がったような気がするので、少しずつ工夫していったことが実を結んだのでしょう。 音楽委員長の久保君始め学生のみなさん、今年もおつかれさまでした!

3年目 2007.9.11

青山学院大学 A.F.W. のレコーディングが続いていますが、今年印象に残ったバンド・人を紹介するコーナー、今年はなんといってもK淵君でしょう。 2回生の時からCD制作に参加しているK淵君も今年が3年目、めでたく卒業と就職も決まっているので、今回が最後のCD制作になります。
ギタリストのK淵君(写真一番手前)は、人の良いおっちょこちょい、とでも言いましょうか、この写真においても完全に目をつむってしまっています(笑)。 1年目は、なぜか各メンバーそれぞれに違う譜面を渡し(結果それぞれが違う進行で覚えてしまった)、2年目はせっかく買ったエフェクターの電源アダプターを忘れ、とまあ、いろいろなことで笑わせてくれました。 しかし今年は3年目、電源アダプターもちゃんと持ってきたので今回は MXR ダイナ・コンプを無事使うことができたのですが、これを POD の前に挟むと、本当に良い音がしました。 歌ものとギター・インストの2つのバンドに参加したのですが、今年は別人のような素晴らしいギター・ワークで大当たりフレーズを連発、特にソロにおいては他のメンバーを感動させてしまうほどの演奏でした。
来年はもう会えないのかと思うとちょっと寂しいですが、最後にこんな素晴らしい演奏を残せて、うらやましいです。 おつかれさまでした。

課題 2007.9.8

9月前半は A.F.W. のレコーディングを中心にやっています。 この仕事は、1バンドごとに、ドラム(もしくはドラムとベース)録り以降のパート録りと歌録り、そしてミックスを一日で行うのです。 今年で僕がレコーディングで参加するCDは11枚目、つまり11年目なのですが、同じ内容の仕事を続けていくと、良い意味での慣れやお任せ感ができると同時に、毎回同じようなことをしてしまう、という悪い意味での慣れも生じてきてしまいます。 そこで、毎年少しずつやり方を変えたり、自分の中で課題を作ったりしています。
ここ数年課題にしていることは、レコーディングにおけるスムーズな進行、そして、ミックスにおけるリクエストへのいろいろな応え方、です。 まずレコーディングにおけるスムーズな進行、というのは、例えばギターの録りで若干はまってしまって、かなり時間がかかってしまう、という場合に、適切なアドバイスをして、そこから良い演奏を引き出す、ということです。 演奏者以外の人の助言というのは、適切なアドバイスになる場合と、かえって混乱させてしまう場合がありますが、誰が、どのタイミングで言うか、というのはやはり経験でわかってきたりするのです。 そして、ミックスにおけるリクエストへのいろいろな応え方、というのは、例えば「A メロの歌を少し上げてほしい」というリクエストが来た場合に、いろいろな答えを用意する、ということです。 このリクエストに対する答えとしては、
・歌のヴォリュームを上げる
というのが一番簡単な答えなのですが、それが最適な対処かというとそうではない場合もあるわけです。 歌は当然音量が上がって聴こえますが、その分かえって他のパートが聴こえにくくなったり、全体で飽和してしまったりします。 そこで、同じ結果となる他の答えを考えます。
・歌以外のヴォリュームを下げる
・歌の高域をちょっと突く
・ヴォリュームではなく、使っているプラグイン、例えばコンプやリミッターの出力を上げる
・歌にもう一つ何かプラグインをかけてみる
とまあ、いくつかの対処法が考えられ、そこからその曲のその部分にあった最適な答えを短時間で見つける、これが自分にとっての勉強になるわけです。 またそれをアーチストさん、クライアントさんに説明する際の自分のプレゼン能力を鍛えることもできます。 若干反則的な答えとして、
・歌のヴォリュームを上げ、相手が納得してから、気付かれないように元に戻す
・歌のヴォリュームを上げたフリをする
というのがあり(笑)、これが一番効果的だったりすることもあります。
自分が作ったファースト・ミックスにこだわった方が良い場合もあれば、他の人の意見を柔軟に受け入れ、どんどん変えていった方が良い場合もあり、レコーディングというのは本当にチームワークなんだなぁ、と実感します。

英国ロックの普遍性とその進化 2007.9.5

僕がマスタリングをしているエアー・メイル・レコーディングス今月の新譜第1弾は好評の British Legend Collection Vol.43、「時代で見る英国ロックの普遍性とその進化」と題して、コンピ盤「Firepoint」、Patrick Campbell -Lyons「Me And My Friend」、Carmen「The Gypsies」、そして Sonja Kristina「Sonja Kristina」の4タイトルです。
デイヴ・ケリー、ダフィ・パワー、マイク・クーパーといったアーティストによる UK フォーク&ブルースのオムニバス「Firepoint」や、英ニルヴァーナの中心人物であるパトリック・キャンベル・ライオンズの人懐っこいヴォーカルも素敵なのですが、今回僕がお薦めするのは '80年にリリースされたカーヴド・エアのヴォーカリスト、ソーニャ・クリスティーナのファースト・ソロ「Sonja Kristina」です(写真)。 ニュー・ウェイヴ時代に呼応したナンバーから、カーヴド・エア直系のプログレッシブな楽曲まで、彼女の幅広いサウンド・センスが堪能できる一枚で、盟友ダリル・ウェイも参加しています。
そしてもう一枚、以前にもマスタリングした Carmen のサード「The Gypsies」、なぜかアメリカ マサチューセッツ州の農場を借り切ってレコーディングされたというこのアルバム、前2作までに比べると若干フラメンコ色が後退していますが、ブリティッシュ・ロックの王道にフラメンコを融合した不思議なサウンドが魅力です。

Apollo Boyz 2007.9.2

「40日間アポロの旅」と題した全国ツアーをこの夏繰り広げていた The Apollo Boyz、ツアー・ファイナルを渋谷 O-EAST で行い、その模様が DVD として発売されるので、レコーディングに行ってきました。 写真はリハ風景です。
通常ライヴ録りは、モニター卓の手前で頭分けをするのでマルチ・ケーブル一式が必要となるのですが、ここ O-EAST は、モニター卓近くにスプリッターが設置してあり、パラ・アウトがそのままもらえるということで、セッティングがしやすかったです。 客席の音を録るためのアンビエンス・マイクは、持ち込みの RODE NT-5 2本を二階席から設置、今回は合計 22ch での録音です。
ほぼ満員のファンによる熱い声援もあり、とても素晴らしいライヴだったと思います。 映像の方は、よく一緒に組む Third Eye Studio 沼田さんのチームが担当、この後11月中旬までにミックスとマスタリングを済ませ、それから映像と合わせていき、12月発売予定です。

完成パーティー 2007.9.1

ジャズ・シンガー 青木カレン さんのアルバム「KAREN」、8月中にマスタリングまで終え、今月22日発売予定ですが、その完成打ち上げパーティーが、レーベルであるランブリング・レコーズの社長Sさんの自宅で行われました。
参加者は主役であるカレンさんと、8月は毎日のようにうちに通ってくれたNさん始めランブリング・レコーズの社員さん、N浜さん・アルバム全体のディレクションを担当した秋谷銀四郎さん・そして僕です (この3人でレコーディング・スタッフ「チーム NAF」) 。
カレンさんと並ぶこの日の主役は、作詞家だけでなく、料理評論家としての肩書きも持つ秋谷さんの手によるイタリアン・フルコース!。 写真は前菜ですが、この後に出たパスタや肉料理も、盛り付け・味共に本当に素晴らしくかったです。
合間にはカレンさんのミニ・ライヴも行われましたが、なんとここでも秋谷さんはギターで参加、僕と N 浜さんは PA でお手伝いしましたが、生の声も届く、贅沢なミニ・ライヴでした。
ランブリング・レコーズの社員さんのほとんどはこの日が初対面なのですが、みなさんとても良い方で、つまりは社長さんであるSさんのお人柄によるところも大きいのだと思います。 僕は何年か前に会社を起こし、いろいろたいへんな思いをしたので今はまた一人でやってますが、「あぁ、こういった会社だったら、もっと続けていたかもしれないな」と、思ってしまいました。
このアルバムのレコーディングは、一番最初の日だけ歯車が噛み合わない感じでしたが、今となってはそれも笑い話になっていて、そしてそういうことがあったためその日以降はかえって結束が深まり、また、制作期間中はスタッフのみなさんの気遣いもあり、本当に楽しかったです。この夏の良い思い出になりました。 みなさんおつかれさまでした。

秋近し 2007.9.1

9月になりました。 と言いつつ、これを書いているのは10月だったりするわけですが、更新が遅れてしまい、すみません。 少しずつ追いつくよう頑張ります。
さて、9月の近況報告です。 まずはレコーディングですが、 今は青山学院大学のバンド・サークル Aoyama Folk Ways (A.F.W.) のレコーディングをしています。 12バンド分のドラム録りを8月に終え、これから1バンド1日ずつかけて残りのパート録りとミックスをしていきます。 金剛山歌劇団 木管アンサンブルのレコーディングは録りまで終了していますが、今月ではなく、来月からミックスを始めることになりました。 さらに、ヴォーカルもの2枚と器楽もの1枚のアルバムも並行して作ることになりました。 そして、今月からまたいくつか新しいレコーディングが始まる予定です。
マスタリングではいつものようにエアー・メイル・レコーディングスストレンジ・デイズ・レコード のものを中心に単発のものがいくつか入る予定です。
写真はいつものように、我が家の愛犬、柴田大豆さんの近況です。 最近は子犬の時に比べ本当におとなしくなっているのですが、もうほとんど無抵抗、特に昼寝の時など、このように座布団をいくら重ねても、何の反応もしません(笑)。

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