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日々のことを書きたいと思います。週に2,3回更新したいと思い
ます。

名古屋にて 2007.8.31

今月もたくさんのCD制作に関わらせていただきました。 新しい出会いや発見もあり、充実した毎日でした。 みなさん本当にありがとうございます、と締めるつもりだったのですが、名古屋に住む僕の父方の祖父、葛巻正雄が94年の生涯を終えた、という知らせが飛び込んできて、急遽告別式に参列するため、名古屋へと向かいました。 名古屋駅から名鉄電車で犬山・岐阜方面へ進み、犬山の手前、扶桑町というところに実家があります。 写真は扶桑の近く、名鉄電車の運転席から見える景色ですが、昔と変わらず、のどかなところです。
ある時期から両親と距離を置くようになってしまったのですが、そんな僕を、名古屋のおじいちゃんや親戚の方々はいつだって応援してくれ、そして力になってくれました。 今こうやって大好きな音楽の仕事を続けていられるのも、そんなみなさんのおかげです。 おじいちゃんは息子達(僕の叔父さん達)が定年になってからも、つい最近まで働いていた、僕にとってまさにお手本のような人でした。 たいした恩返しもできないまま、おばあちゃんのところへ逝ってしまったのは本当に残念です。
10歳の時に、父親の仕事の都合で一年間アメリカに住んでいたのですが、その時の夏休みにおじいちゃん・おばあちゃんが名古屋からはるばる会いに来てくれて、1ヶ月くらい一緒にアメリカ中を旅行したのです。 このことは僕はほとんど覚えてないのですが、なんとなく自分の感性の中にこの時の強烈な出来事が入っているのだと思います。 そして、おじいちゃんにとっても、この旅行が生涯最大の思い出だったようで、そんな話を叔父さん達から聞いて、一段としんみりしてしまいました。
これからもたくさんの人たちと素敵な音楽を作り続け、おじいちゃんのところへ届けたいと思います。 来月以降も頑張ります。

伝統的前衛作品 2007.8.29

僕がマスタリングをしているストレンジ・デイズ・レコードさん今月の新譜は6月から続いているイタリアの名門プログレッシブ・ロック・レーベル Cramps の第3弾、Area の発掘音源やコンピ盤、そしてフロント・マンであった Demetrio Stratos 関連が8タイトル、そしてこれまた重要グループである Opus Avantra が5枚の、計13タイトルです。
まずはアレア、デメトリオ関連作の中から、デメトリオの死後に発売された発掘作「Le Milleuna」(写真右上)、Sから始まる単語と沈黙とで構成された63分の異空の世界です。 もはやロックの枠には収まらず、いわゆる現代音楽と呼んだ方が良いかもしれません。 これはライヴ盤だということですが、これを前振りなく披露された聴衆はいったいどういう反応だったのでしょうか。
続いて Opus Avantra '74年のデビュー作「Introspezione」(写真左下)、ロック、クラシック、ジャズ、民族音楽などをモチーフに、格調高い室内アンサンブルの上にドネッラ・デル・モナコのこれまたもはやロックとは言えない歌が乗ります。 バンド名は「伝統的前衛作品」、オペラとアヴァンギャルドを掛け合わせた造語のようですが、まさにその通りのサウンドで作品ごとに編成や作風が異なりますが、かなり素晴らしい作品群です。 ジャケットのアート・ワークも作品ごとに感じが違いますが、どれも素敵です。 こういった自由な表現、これこそがロックの神髄なのでしょう。

サマー・セミナー 2007.8.26-27

今月初めに続いてこの夏二度目、アルソ出版さんの自社スタジオ、山中湖にある Studio Upfield に行ってきました。 今回はサマー・セミナーの講師さんによるゲスト・コンサート、そしてセミナー参加者のための記念CDのレコーディングというお仕事です。
今月は山中湖に2回、八ヶ岳に1回、それぞれ仕事で行ったわけですが、さすがに夏休み期間ということで、行き帰りの道中、常に渋滞に巻き込まれました。 しかし、それを差し引いても、都内から抜け出し、空気の良いところに行くのは気持ち良いものです。 そして、何度か高速に乗って思ったことは、そろそろ ETC を付けないといろんな意味で損だ、ということです(笑)。
さて、ゲスト・コンサートの主役は講師である菊地康正さん、すでに何度か一緒にお仕事しているので、コミュニケーションもスムーズです。 前日はフルートでのコンサートだったようですが、今日は菊地さんの教室の師範代さん3人と、さらにゲストで藤野美由紀さんを交えて、様々な編成でのサックス・コンサート、バックはピアノとウッド・ベースです。 録音にはそれぞれの楽器にマイクを立てつつ、離れたところに立てたアンビエンス・マイクをメインにして収録、なかなか良い感じに録れました。 ミックスとマスタリングは持ち帰って行います。
翌27日は、セミナー参加者一人一人の演奏を菊地さんのピアノ伴奏で録音、これもうちに持ち帰ってそれぞれのCDを作ります。
写真は帰る前に山中湖畔で一枚、雲に隠れてはいますが、富士山が見えます。 毎日表情が違うのでしょう、何度見ても、どんな姿でも、感動的です。

11枚目 2007.8.23-24

ムジカさんの夏の合唱講座同様、僕にとってすっかり夏の恒例行事となった、青山学院大学のバンド・サークル Aoyama Folk Ways (A.F.W.) のCD制作が今年も始まりました。 この仕事を始めたころ僕は27歳で、学生達と歳が近かったこともあり、友達のようなお付き合いでしたが、気が付くと今年でなんと11枚目、一回り以上も離れてしまいました。
ここ何年かはドラム録りを芦花公園の Studio 882 で行い、その後にバンドごとに Studio CM Punch に来てもらい、一日に一バンドを仕上げる、そんな感じで作っています。 今年は全12バンド、よく知った顔もあり、やっぱりお友達のような感じです。
写真はドラム録り二日目終了後にスタジオにいた学生さん達で一枚。 中央やや左で苦笑いをしているのが今年の音楽委員長久保君、彼は今年初めての参加で、ちょうどこの時自分のドラムを録り終えたばかりなので、やや疲れ切った表情になっています(笑)。 おつかれさま!

完成 2007.8.21

青木カレンさんのアルバム「KAREN」、メジャー制作のアルバムとしては、かなりハイペースでの制作が進んでいましたが、ミックスも無事終了し、いよいよ本日マスタリングです。 全7曲はどれも納得の出来に仕上がり、ディレクターN嶋さんは曲順に困っていましたが、結局当初の予定通り、唯一のオリジナル曲を1曲目にし、カヴァーの6曲も、やっぱりこれしかないだろう、という曲順に落ち着きました。
僕がレコーディング、もしくはミックスから関わっている場合、当然マスタリングは自分でやるという前提で作業していますので、マスタリングはそんなにたいへんではありません。 一つ一つの曲に最期の色付けを施し、その曲の録音やミックスの時にこんなことがあったなぁ、などということを振り替えながらバウンスしていきました。
CDは9月22日発売予定、近々レーベルさん主催の打ち上げを行うため、そしてカレンさん明日からライヴ出演が続くため、本日は確認用の音源を渡してこれにて終了、2ヶ月間の楽しいチームワークでした。

ウイリアム 2007.8.20

専門学校時代の同級生とは、いまだに仲良くしていて、たまに一緒に仕事をしたり、草野球をしたりしています。 そんな仲間の一人、キーボード・プレイヤー、そして作曲家・プロデューサーでもある鎌田雅人君からの紹介で、ウイリアムのマスタリングをしました。 ウイリアムは、ソロ・ユニットでスタートし、バンド形態へと編成を変えながら、現在は再びフロント・マン 柳沢耕平君のソロ・ユニットになっています。
サウンドの特徴はビートルズの影響を受けたポップ・ソング、とでも言いましょうか、やはりビートルズ・フリークの鎌田君や、彼のバンド仲間が主な曲の演奏をサポート、共通の友人であるドラマー吉田太郎君も参加しています。 ギター・ソロがテープの逆回転っぽいサウンドになっていたり、アレンジは相当こだわっているように感じました。 マスタリングによって、さらにかっこよく、勢いのあるサウンドに仕上がったと思います。 最近は車での僕のヘビー・ローテーションになっています。 写真はマスタリング終了後に一枚、後ろで偉そうにしているのが鎌田君です(笑)。 おつかれさまでした。
アルバム「たねもしかけもない世界」、秋頃発売の予定です。

八ヶ岳 2007.8.18-19

いやあ、今年の夏は本当に暑いですね。 そんな中、毎年恒例のムジカ音楽文化教育研究所さん主催、夏の合唱講座の録音で八ヶ岳に行ってきました。 3日間の講座ですが、僕はいつも2日目夜のゲストコンサートの録音から参加、しかし毎年お盆近くの時期で中央高速が渋滞するため、早朝から機材を積んで出発です。
ちょっと早く着いたのでこれまた恒例、途中にあるヒルサイド富士見という施設内の温泉で一服、サウナにも入りすっきりしたところで会場の八ヶ岳自然文化園へ向かいました。写真は自然文化園内のレストランからの景色です。
このレコーディングはあくまで記録という意味合いが強いので、こったことはせず、ステレオマイク を最後方に一本立てるだけ、マイクプリはもちろん API 、Mackie SDR24/96 に 24bit、88.2kHz で録ります。最近はだいたいこのやり方なので見た目は去年と変わりませんが、今年はケーブルをレクスト製のものに変更、さらにレコーダーもレクストの NS441D チューニングを施しているので、実際に録れる音はだいぶグレードアップしてると思います。
今年のコンサート「風と星の音楽会」のゲストはメゾ・ソプラノ日野妙果さん、ドイツ歌曲を中心としたコンサートでした。 そして日曜日の午前中に3日間の合唱講座の成果をフィナーレとして5曲演奏、なかなか好い感じに録れています。 この後少し編集をして、ミックス・マスタリングをしていきます。 おつかれさまでした。

コラボレーション 2007.8.15

青木カレンさんのアルバム「KAREN」、早いベースでレコーディングが進んでいて、今はミックスをやっています。 暑い中、レコード会社のディレクターN嶋さんを始めとするチームNAFの面々が毎日のように来ています。 今回初めてご一緒する方もいるわけですが、このチーム、とても楽しく、そして内容的にも満足のいくものを作れていると思います。
今日は新進ジャズバンド JABBERLOOP とのコラボ作品 「My Favorite Things」「Smells Like Teen Spirit」のミックス、メンバーも来てくれました。僕の仕事は主に歌録りからで、事前に他のスタジオなどで録ったデータをもらうところから始まります。ここ Studio CM Punch で歌を録る時点で Pro Tools のセッションを24bit、44.1kHz に変換していくのですが、どういうわけか、1パートだけうまく変換できない、という曲が2曲ありました。 なんとか気付いたから良かったのですが、本当に不思議です。 今日の2曲は同じバンドのオケなのですが、ドラム1曲は V-Drum、もう1曲は生ドラムということで質感が全然違います。 V-Drum を使った「My Favorite Things」 では、後半でシンバル系の音にフランジャーをかけたサウンドをミックス、さらにオーヴァーダビングしたハイハットにフィードバックのあるディレイをかけるなど、ダブっぽい仕上がりになりました。生ドラムの「Smells Like Teen Spirit」では、カレンさんの声を歪ませ、それを生音に少し混ぜ、いわゆる汚し系な声にしています。 どちらもみなさん納得のいく形に仕上がり、最後にみんなで一枚、おつかれさまでした。

Ukulele Adagio 2 2007.8.12

7月に紹介するのを忘れてしまいましたが、おなじみキヨシ小林さんのウクレレソロによるクラシック名曲集「ウクレレ・アダージョVol.2」が発売になっています。 今回も「愛の喜び」「ノクターン 第2番」「アランフェス協奏曲」など全10曲を収録、約30分の癒やしの時間となっています。 深くリヴァーブをかけてホール録りのようなサウンドですが、録音からマスタリングまで、すべてここ Studio CM Punch で行っています。
そして、同じ時期に息子さんなお君の初ソロ作「Billet doux」もレコーディング、これは20歳になったばかりのなお君の記録とも言える作品で、マヌーシュ・スウイング・ギター・アルバムになっています。キヨシさんとのデュオ、ベースを加えたトリオ、そしてなお君のソロ、という3つの編成で全8曲。 このCDはライヴ会場やサイトでの販売です。

一発録り 2007.8.9

青木カレンさんのレコーディングも後半に入り、今日はギタリスト田辺 充邦さんとのセッション、Studio CM Punch のブースに二人が入って、せーの、で録る、いわゆる一発録りです。
ギタリスト田辺さん、なんと先週「笑っていいとも」のそっくりさんコーナーに出演されたそうで、確かに おぎやはぎ のおぎさんにそっくりです(笑)。
ブース内に横に並び、カレンさんにはいつものように真空管マイク RODE K2、田辺さんのギターには MEARI 319-A8 を、そして写真には写ってませんが、アンビエンス用にステレオ・マイク RODE NT-4 を一番離れた位置に立てています。
このデュオではアルバム最後の曲になる予定の「Moon River」を録り、時間が余ったら販促用CD等に使うために何曲かスタンダード曲を録ろう、という予定だったのですが、お二人の呼吸、そして演奏が素晴らしく、すんなりと「Moon River」が録れ、その後もスタンダード曲を3曲も収録できました。 ヴォーカルに深くかけたリヴァーブが気持ち良いです。 素敵なアルバムになりそうです。

ルビナーズ 2007.8.8

エアー・メイル・レコーディングス今月の新譜第2弾は、パワー・ポップのオリジネイター、ルビナーズの初期アルバム3枚、待望の紙ジャケ化です。
といっても僕がマスタリングしたのはこの中の3枚目、制作当時お蔵入りしてしまった幻のサード・アルバム「The Basement Tapes」のみです。 ルビナーズといえばパワー・ポップの代名詞のようなバンドで、このサードも、若干曲の寄せ集め的な要素はあるのですが、全曲パワー・ポップ全開、天気の良い日に大音量で聴きたい、そんなサウンドです。 マスタリングによって、さらにかっこよくなってますよ。
バンドはこの秋5年ぶりに来日、また4th. アルバムも Vivid Sound さんから10月にリリースされる予定です。

Born Again 2007.8.6-7

翌日午前中、ペンションで朝食を食べてからスタジオまで歩き、いよいよレコーディング開始です。 まずは昨晩遅く名取さんが調律したピアノをチェックしましたが、菅野さんがピアノを弾きだしたその瞬間、なんとも素晴らしい音が響き渡り、不覚にも涙が出てしまいました。 ピアノの音って、こんなにも感動的な音だったんだなぁ、今まで聴いていた音と同じといえば同じですが、響き方、鳴り方、ピアノから音が出ているのはもちろんですが、部屋中から喜びの響きが鳴っている、そんな印象で、こんな風に感じたのは初めてでした。 素晴らしいです、名取さん。
さて今回のアルバム、「Born Again」というタイトルで全10曲、賛美歌や祈りの曲、冬っぽい曲、静かな曲を集めたものです。 有名な曲ではドヴォルザーク「ロマンス」、フォーレ「ピエ・イエズス」、アルビノーニ「アダージョ」、ピアソラ「ブエノスアイレスの冬」があります。 最近流行の癒し系サウンド、と言ってしまえば説明は簡単ですが、クリスチャンであるお二人の本当に祈るような演奏が印象的でした。
レコーディングの時にお二人はヘッドフォンを使わず、通常と同じスタイルで演奏したため、基本的に編集は行わず、何テイクか録って後で選んでいく、というスタイルをとりました。 スタジオは完全防音ではないので、たまに外でなく蝉の音が入ってしまったりするのですが、不思議なことに OK テイクを後で選んでいくと、そこにはそういった音はほとんど入っていなく、やはり良い演奏は、天からの贈り物でもあるのだな、と思ってしまいます。 僕がこの10曲の中で一番好きになったのは、初めて聴く曲だったのですが、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲でした。 3分足らずの曲で、イタリアのオペラの中の曲なのですが、エンディングでのあまりにも美しいF音の連打、僕には賛美歌のように聴こえました。
二日間ひたすらに演奏した紫園さん、菅野さんおつかれさまでした。 そして、素晴らしい調律といろいろなアドバイス、時には蝉を追い払いに外に出てくれた名取さん、おつかれさまでした。 そしてアルソ出版さんの素晴らしいサポート、とても素敵なチーム・ワークだったと思います。 ここからがいよいよ本格的に僕の仕事、頑張ります。

山中湖 2007.8.5

今年春からお手伝いをさせていただいているアルソ出版さん、今回はいつもの出版ものではなく、CD単独のレコーディング、紫園 香さん(フルート)と菅野 万利子さん(ピアノ)のデュオによるアルバムです。
アルソさんの自社スタジオ Studio Upfield は山中湖そばにあり、目前に富士山を眺めることもできる、最高の環境です。 今回で僕は2回目、近くのペンションに泊まり、2泊3日のレコーディングです。 初日の今日はセッティングと簡単な音決めをしました。 スタジオというよりは小ホールのような感じで、かなり響くとても素敵なところです。 写真は全体のセッティング風景を2階から撮ったもの、ちょっとわかりにくいですが、ピアノにはステレオ・マイク RODE NT-4、フルートには真空管マイク RODE K2、そしてアンビエンス・マイクとしてスタジオ常備の audio-technica AT-4050 をペアで2階に立てました。 写真左上に写っているのがアンビエンス・マイクのうちの1本ですが、だいぶ離れたところに置いているので、ホールの吊りマイクのような感じです。
リハーサルを Pro Tools で録って、その後お二人と打ち合わせをしました。 今回初めて組むということで、しっかりと話し合い、良い信頼関係を持ってもらうことができました。 素敵な作品が作れそうです。 リハーサルが終わるころ、調律師の名取 孝浩さんが到着、今回はこの4人でのチームです。

イアン・ギラン 2007.8.3

僕がマスタリングをしているエアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜第1弾は、なんとイアン・ギラン・コレクション。 ブリティッシュ・ハード・ロック・バンド最高峰の一つ Deep Purple のヴォーカリストとしてあまりにも有名なイアン・ギラン、その彼のソロ・キャリアを網羅する10タイトルです。
78年から97年にかけての10タイトル、ということで、サウンドは時代に合わせたものになっていたりするものもありますが、ほとんどはパープルと同じような、いわゆる王道ハード・ロック・サウンド、つまりはパープルおいてもギランの存在が大きなものであることを物語ります。 僕もけっこうこの手のサウンドが好きだった時もあり、パープルやレインボーはよくバンドでもコピーしました。
写真は Ian Gillan Band 78年リリースの「Live at the Budokan」、全10曲ですが贅沢に2枚組仕様、パープル時代の名曲も演っています。 マスタリングによって、熱く、かっこよく仕上がったと思います。

夏本番 2007.8.1

8月になりました。 ようやく梅雨も明け、いよいよ夏本番、毎日本当に暑いですね。 Studio CM Punch のあるマンションでは、なぜかこの時期にエレベーターの工事をすることになり、5Fまで歩いて上がる毎日です。
さて、近況報告です。 まずはレコーディングですが、 作曲家伊藤志奈子さんの作品集は7月に一気にミックスとマスタリングを済ませ、プレスへまわっています。 そしてキヨシ小林さん、「ウクレレ・アダージョ」は第2集も無事発売となり、息子さん小林なお君のメモリアルCDも完成しました。 シンガー・ソングライター ルンヒャン のCDもマスタリングまで完了し、プレスにまわっています。 金剛山歌劇団 木管アンサンブルのレコーディングは録りまで終了し、いったん間をおいて9月からミックスを進めます。 というように、ほとんどのレコーディングが完了、もしくは一段落ついたわけですが、今はジャズ・シンガー 青木カレン さんのアルバム制作を集中的にやっています。 そして、今月からまたいくつか新しいレコーディングが始まる予定です。
マスタリングではいつものようにエアー・メイル・レコーディングスストレンジ・デイズ・レコード のものを中心にいくつか単発のものが入る予定です。
写真はいつものように、我が家の愛犬、柴田大豆さんの近況です。 暑い夏はやはり苦手のようなので、いつもお昼前後に行っている小金井公園への散歩も、わざわざ早朝に起きて行ってあげるようにしています。 最近は布団やら座布団やらにあご(と言って良いのでしょうか)を乗せてまったりするのがマイ・ブームのようです。

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