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日々のことを書きたいと思います。週に2,3回更新したいと思い
ます。

Oh Happy Day 2007.2.28

さて今日はなんと僕が歌う日です。 趣味でゴスペル・コーラスをやっているのですが、その活動の一環で、相模原市にある相模台中学校の卒業生を送る会、というイベントで歌ってきました。 平日昼間ということで参加できないメンバーも多く、姉妹クワイアの WAKUWAKU さんとの合同ステージでした。
中学生というと難しい年頃ですから、こういったイベントごとできちんと聴いてくれるのかどうかちょっと不安でもありましたが、始まると手拍子や振り付けも一緒にしてくれ、それなりに盛り上がってくれました。 クワイアの指導者であるシスター・リードさん、相変わらず素晴らしいソロでした。 いつもライヴの時はあまり決めごとを作らず、曲順ですらその場で決めてしまうのですが、活動3年目ということで、僕もようやく楽しめるようになってきました。
女声はソプラノとアルトに分かれ、男声はテナー1パート(人によってはオクターブ下を歌います)、僕はパート・リーダーであるK君がいればなんとかその声に合わせ頑張ることができる、という程度の戦力です。当初予定曲に入っていた「You Alome are Worthy」という美しい曲があって、それを楽しみにしていたのですが、残念ながらなぜかその曲は演奏せず、しかし楽しい1時間でした。
たまに自分で演奏してみたり、歌ってみたり、ということは演奏者の気分が思いっきり味わえますから、これはこれでいろいろと勉強になるものです。

聖十字架合唱団 2007.2.27

今日から三日間はライヴを楽しむ、文化的な生活を送ります。
まず初日の今日、かなり久しぶりにクラシックを聴きにサントリー・ホールに行ってきました。 ドレスデン聖十字架合唱団、800年というヨーロッパの聖歌隊の中でも最も古い伝統を誇る少年聖歌隊です。 今日の演目はドレスデン・フィルと共に、バッハの教会カンタータ「わが心に憂い多かりき」、そしてメインはモーツァルト「レクイエム」です。 聖十字架合唱団出身のテノール歌手ペーター・シュライヤーが指揮をする予定だったのですが、来日直前に怪我をしたため、音楽監督のローデリッヒ・クライレが指揮を務めました。
1週間前にチケットを買ったわりには、2階C7列目というなかなか良い席で観ることができました。 客席はほぼ満員です。
オケは小さめの編成で、中央にオルガン奏者を配していました。 前半のバッハ 教会カンタータでは、曲によってはオーボエと主席ヴァイオリンがソロを担当(立奏)、歌うようなその旋律は素敵でした。
メインの「レクイエム」は本当に素晴らしかったです。 僕のつたない表現力ではとても書けません。 バッハと同じ編成だったのですが、「レクイエム」の方が、より神がかっている、天に向けて演奏しているようでした。 聖十字架合唱団の歌声は本当に天使のようで、信じられないくらいの美しさ、またソリストの中ではソプラノの森 麻季さん、最近世界中で活躍されてますが、素晴らしかったです。 ペーター・シュライヤーの指揮、というのが楽しみでもあったので来日中止は残念だったのですが、代役(といっても音楽監督で今日以外の公演では指揮者)のクライレさんは完全に全奏者を一つにまとめ、ダイナミックな指揮は観ていても堪能できました。 僕が思っていたよりもずっと迫力のある演奏と歌声、最後の曲が終わっても、しばらく客席は静まりかえって、やがていつまでも続く拍手、もう何から何まで感動的でした。 この演奏の後にアンコールなんていらないな、と思っていたら本当にアンコールはなく、感動の余韻が静まることなく、家路につくことができました。
ホールの音も本当に素晴らしく、当たり前ですがスピーカーやマイク、ケーブルなどない世界での生音や本当の響きを聴くことができ、幸せな夜でした。

立奏 2007.2.25

エウテルペ楽奏団第11回定期演奏会の録音で、勝どきにある第一生命ホールに行ってきました。 毎年この時期にこのホールで演奏会を何度かやっているので、ホールの担当者との打ち合わせもスムーズです。
今回のプログラムはロッシーニ「セヴィーリャの理髪師」序曲、プーランクのピアノ協奏曲、休憩を挟んでメイン・プロがモーツァルト交響曲第41番「ジュピター」でした。 恒例のベートーヴェン・チクルスは今回はお休みのようです。
この中ではプーランクのピアノ協奏曲が面白かったです。 あまり聴き慣れた曲ではないですが、オペラや歌曲を多く作曲したプーランク唯一の独奏ピアノのためのコンチェルトです。 時代的には近代にあたるのでしょうか、サティ、オーリックらの「フランス六人組」とほぼ同時代のようです。 パリジャンらしいエスプリ満開、洒落と優美さを堪能できる、そんな感じの曲でした。
メインの「ジュピター」では、なんと演奏者全員が立って演奏する、立奏というスタイルでした。 弦楽器はモダン・オーケストラの配置ではなく、古楽器のスタイルである「対向配置」(二つのヴァイオリン・パートが向かい合わせになる)、さらにファースト・ヴァイオリンとセカンド・ヴァイオリンの位置が逆になり、高音が上手(右)側から聴こえてくる配置になっていました。 モーツァルトが活動していた時代はこのスタイルでの演奏だったそうです。 対向配置はともかく、立奏は初めて観ました。 当然座って演奏するのとは、音の聴こえ方が違ってきます。
録音は三点吊りマイクのみ、マイクは B&K 4006 という無指向性マイクを使い、いつものようにマイク・プリは API、88.2kHz で Mackie のハードディスク・レコーダーに録りました。 実はこのレコーダー、ちょっと前にレクストさんに NS441D チューニングを施してもらってからの初仕事、どんな風に録れているか楽しみです。

お見舞い 2007.2.22

いつも仕事でお世話になるミックさんという方がいるのですが、明日からしばらくの間、入院するそうです。 ミックさんは、そのニックネームの通りロック命の方なのですが、クラシックなどの知識も豊富で、なにより僕がマスタリングしているアイテムのほとんどを元から知っている、という「話の合う」先輩です。 先輩といえば、つい最近ブラックシーサーのレコーディングでもお世話になったN浜さんも相当にロックな方で、良い刺激を与えてくれます。 お二人に共通しているのは、特に用事がなくても会いに来てくれること、もちろん僕が会いに行ったりもします。 デジタル技術が進み、情報化社会となった今でも、結局大事なのは人と人とのつながりなんだ、ということをいつも教えてくれます。 今僕は基本的にほとんどすべての業務を一人でやっていますが、それができるのも、お二人のような諸先輩方の指導や、お仕事を頼んでくれるたくさんの人たちからの信頼のおかげであることを決して忘れはしません。
ミックさんとは退院してから、4月にあるレコーディングで一緒になれそうです。 どうか無事に退院できますように!

George & G. 2007.2.21

僕がマスタリングしている George & G.「So Much to Say」、Vivid Sound さんより本日発売になりました。 昨年夏に発売された David Roberts「All Dressed Up」、年末に発売された David Pomeranz「The Truth of Us」(先週近作2タイトルも出ました)などに続くライター金澤 寿和さん監修の Light Mellow's Choice の中の一枚です。
George & G. というとグループのようですが、実際は現在スウェーデンに本拠を置くシンガー・ソングライター&ギタリスト、George Grunwald のソロ・プロジェクトなのです。内容はいわゆる北欧 AOR なのですが、バック・ヴォーカルのゲスト陣がすごい、ビル・チャンプリンにジェイソン・シェフ、ジョセフ・ウィリアムスといったいわゆる「メンツ」が参加、そして AOR ファンなら涙を流して喜ぶウォーレン・ウィービーの声も入っています。
特筆すべきが曲とアレンジ・演奏の素晴らしさ、ボーナス・トラックを含めた全12曲、まったく飽きません。 実は今回の日本盤は先行して発売されている輸入盤用のマスターからマスタリングしているのですが、日本の AOR リスナーのことを考え、ややマイルドな音にしています。 そうすることによって昼だけでなく、夜も好い感じで楽しめますし、数回だけでなく、永く、何度でも聴けるようになったと思います。 僕もマスタリングが終わってからもしばらく、ほとんど毎日のように聴いていました。

テレビ 2007.2.18

自宅では有線のシステム(J-COM)でテレビを観ています。 昨年末に、チューナーをデジタル式のものに替えたのですが、今までの地上波や有線独自のチャンネルにプラスして、民法の BS 放送なども観ることができるようになりました。 テレビといえば、最近情報番組の捏造疑惑などであまり評判が良くないですね。 僕も正直なところ地上波の番組はほとんど興味がないのですが、BS 放送では、かなり面白い番組をどの局も作っています。 もちろん時間帯によっては、地上波の番組にも良いものはたくさんあります。
最近特に興味深く観ているのはドキュメンタリー番組です。 有線独自のドキュメンタリー・チャンネルでは世界中の放送局が作ったドキュメンタリー番組が観られますし、視聴率を意識しないですむ(と思われる) BS 放送では、ていねいに作られた番組を毎日のように流しています。
どうしても職業柄、こうした番組においてもバックに流れる音楽がついつい気になってしまいます。 その番組のために作られたオリジナルの場合もあれば、いわゆる選曲屋さんによって選曲された音楽、まあだいたいこのどちらかだと思います。 ドキュメンタリー番組というと、ある特定の場所だとか、芸術家や美術作品について、あるいは雄大な自然やその土地に住む民族、そして宗教などを扱っていますが、そういった映像の中で、たいていの音楽は負けてしまっている、もしくは全然合っていないように感じてしまいます。 もちろんこれは、選曲が悪い、とか作られた音楽が良くない、とかではなく、スケールの大きな自然や、壮大な事実の前においては、どんな音楽でもそう感じてしまうのだと思います。
知っていることと、知らないことでは、当然のことながら知らないことの方が多い、だからテレビや本などのメディアを通して知識を広げることは良いことだと思います。 しかし、与えられた情報をただ受け入れるだけでなく、自分の眼で観て、耳で聴いて、そして頭で考える、想像していくことによって、初めて自分の知識になるのだと思います。 場合によっては身体で体験することも必要です。 今までは音楽の世界にしか興味がなかったのですが、こういった番組のおかげで、世界の歴史や宗教、そして美術や建築などの芸術などにも、素直に感動できるようになりました。

ちなみに、僕は毎日のように納豆を食べていますが、全然痩せません。

David Pomeranz 2007.2.14

AOR ファン悲願の初リイシューとなっと昨年末の「The Truth of Us」に続き、バレンタインの本日、僕がマスタリングをした David Pomeranz の作品が Vivid Sound さんから2タイトル発売になります。 まずは写真右上の「Born for You」、これは99年の作品で、新曲もありますが、代表作のセルフ・リメイクを中心としたバラード集です。
そして写真左下の「On This Day」、これは2001年の作品で、現時点での最新作になります。 現在デヴィッドは活動の拠点を東アジアに移しているので、これらのアルバムは今までは入手がたいへんだったようです。 今作では、作曲パートナー・アレンジャー・ベーシストとして元サヴァイバーのジム・ピートリックを迎え、今まで同様のスケールの大きなバラード曲が中心となっています。 なぜかここでもセルフ・リメイク曲があったりもしますが、どの曲も、そしてデヴィッドのヴォーカルも本当に素晴らしいです。 スケールの大きな曲に、僕のマスタリングはバッチリ合うようで、「The Truth of Us」に続き、今回の2作品も、かなり聴き応えある仕上がりになっていますよ、ぜひ聴いてください。

Intel-Mac、そしてプラグイン 2007.2.11

Intel-Mac を導入してから1週間が経ちました。 今のところ大きな問題はなく、レコーディング・マスタリング共に無事に仕事できています。 噂通り、動作音は限りなく静かで、処理速度はだいぶ速くなったのを実感できます。 Pro Tools TDM システムに関しては、 DSP カードが処理をするので、あまり CPU だとかメモリだとかは関係ないのですが、それでもファイル変換の時や RTAS フォーマットのプラグインを使う時には Intel の恩恵をだいぶ受けています。 内蔵ハードディスクの容量が飛躍的に増えたのと、拡張シャーシを使い DSP カードが5枚使えるようになったので、ハイ・サンプリングのセッションも余裕でこなしてくれます。
しかし、良いことばかりではありません。 今までマスタリングの取り込みの時に使っていた TC Electronic の Spark XL、とても使いやすく音質も気に入っていたのですが、Intel-Mac では使えません。 実はインストールはでき、ファイル書き出しなどもできるのですが、オーディオ・インターフェース(うちの場合 192 I/O)を認識せず、またプラグインも使えるのと使えないものがあったりとさすがに使いづらいので、もうキッパリと使用をあきらめました。 前にも書きましたが、代わりに Bias の Peak というソフトをインストールし使っていますが、どうもまだなじめません。
プラグインは、まだすべてのものが Intel-Mac に対応しているわけではないのですが、僕が必ず使うもの、よく使うものはすべて対応を果たしたので、今までとほぼ同じやり方でできています。 Vintage Warmer と Altiverb は、ヴァージョン自体が変わり、より良くなっているような気がします。 しかし、Altiverb、待望の TDM フォーマット復活をしたのに、なぜかうちのシステムではインサートするとフリーズしてしまうので、やむを得ず RTAS で使っています。 なんとか TDM で使えるようになるといいのですが … 。
というわけで、小さな問題はいくつかあるので、いろいろと試行錯誤しているところです。

ロバート・クラム・アートワーク・コレクション 2007.2.7

僕がマスタリングをしているエアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜第1弾は、ロバート・クラム・アートワーク・コレクションの8タイトルです。 戦前のカントリー・ブルースをこよなく愛するSPコレクターにして、自らもチープ・スーツ・セレネーダーズなるバンドを率いて音楽活動を行うミュージシャンであるなど、戦前のルーツ音楽に多大な愛情を注いできたロバート・クラム、そんな彼のもうひとつの顔がイラストレーターです。 というより、イラストレーターとしてのクラムの方が有名なのかもしれません。 その作品に見られる独特のタッチと毒気を含んだユーモア感はまさにワン・アンド・オンリー、ジャニス・ジョップリンの傑作「チープ・スリル」が彼の代表作と言われています。
今回の8タイトルはすべて戦前のSP音楽のリイシューを専門に行ってきたヤズー・レコードの作品の中からのセレクト、クラムのグッドタイム・ミュージックに対する偏執的なまでの愛情が感じられます。
元になっている音源はマスター・テープではなく、SPレコードの音をファイルにしたものなので、当然モノラルですし、レンジも狭く、ノイズも除りきれてないのですが、クラムのアートワークを見ながら聴くと、なんとも不思議な、タイム・スリップしたような感覚になります。 写真右上はクラムが手掛けたジャケットの中でも最高の部類に入る1枚として有名なコンピ盤「Harmonica Blues」、左下が30年代にラップ・スタイルのスライド・ギター奏者として一時代を築き上げたケイシー・ビル・ウォルデンとココモ・アーノルドの作品を集めたアルバム「Bottleneck Guitar Trendsetters of the 1930's」です。 全8タイトルを一括購入すると特典として「Harmonica Blues」のイラスト BOX がもらえるのですが、なんともう売り切れだそうです。 僕もクラムのイラストは大好きで、Studio CM Punch には彼がアート・ワークを手がけたアルバムをすでに何枚も飾っています。 紙ジャケットCDは、まさにLPレコードのミニチュア、発売当時のアート・ワークを完璧に再現していて、インテリアとしても本当に素敵ですよ。

教則本決定版 2007.2.5

今年最初のキヨシ小林さんとのレコーディング、Intel-Mac 導入後最初のお仕事です。 今回のシステム入れ替え・机&ラック入れ替えに伴い、ケーブル類もいくつかは新しくレクスト製のものとなり、また、ブース内の Cue Box と、そこへ送るケーブルも新しくなりました。 写真でかすかに写っていますが、Mackie の Cue Box を使うことにし、なぜかスタンドが用意されてないので、これまた野出さんに作ってもらいました。
今回のレコーディング、今までにも何度か作っていますが、ローリング・ココナッツさん企画、ドレミ楽譜出版からこの春に出るウクレレ教則本のレコーディングです。 今までは教則本であっても、CDの部分は曲集のようになっていたことが多いのですが、今回はキヨシさんが「決定版にする」と意気込んでいるだけあって、短い反復フレーズあり、エチュードあり、小品ありのなんと全86曲、大作です。 今日から3日間でレコーディング、それからミックス・マスタリングへと進みます。 「ウクレレ・メソッド」というタイトルになるようです。

机&ラック到着 2007.2.4

待ちに待った、新しい作業机と機材用のラックが到着しました。 写真ではわかりにくいかもしれませんが、まずは全景に近いものです。 今まではだいぶ大きい机に機材を乗せていたのですが、奥行きがあることから裏に回りにくく、接続の切り替えとかメンテナンスとかがやりにくかったのです。 Pro Tools を使い始める前からあった机なのでやたらと大きく、Mackie のコンソールを乗せていたのでした。 今はもう機材もコンパクトになったからそんなに大きな机は必要ないわけで、だいぶ前からずっと構想を温めてきたのですが、なかなかそのきっかけがなかったのです。 今回、Intel-Mac 導入に伴い、Pro Tools やすべてのプラグインのインストールをしなおすことになり、これは絶好の入れ替えのタイミングだな、ということで、無垢工房の野出さんに作ってもらいました。 無垢工房は主に木のおもちゃを作っているところで、野出さんとは、7年くらい前に木でできたおにぎりのおもちゃとセットになったCD「おにぎりのうた」を作った時に出会いました。 野出さんが作る木のおもちゃは本当に素敵なんです。
今回は機材用の机とラック、ということで、木にこだわらず、大まかなアイディアと寸法だけ野出さんに伝えて、ほぼおまかせでお願いしました。 仕上がりは想像以上に素晴らしく、大満足です。 当初は真横にズラッと並べるつもりだったのですが、思っていたよりも横に大きくなっていたので、左右のラックを少し角度を付けることにしましたが、これがまた結果オーライ、気に入っています。
写真ではわかりづらいですが、左側のラックの天板の上に木でできた犬のヤジロベエが乗っています。 素敵な、そして不思議な、そしてかわいいおもちゃです。
良いものを作っていただきました。 野出さん、ありがとうございました。

Mac Pro 到着 2007.2.2

Intel-Mac がついに到着しました。 今まで Mac の箱は立方体だったと思いますが、今回のは縦長、黒が基調になっています。 普通ニュー・モデルは高機能になりつつも小さくなったりするものですが、さすが アップル、今までの Mac よりも明らかに大きいです。 とりあえず、空き地になった今まで机があったところに置いて、記念に一枚。
Pro Tools において大きな役割を果たす PCI カード、なんと Mac Pro は PCIe カードしか使えず、ただカードを移し替えればよいというわけにはいかないのです。 そこで拡張シャーシというものを新たに購入し、その中に5枚の PCI カードを入れ、シャーシと Mac Pro に入れた PCIe カードを繋ぎます。 今までは G4 MDD、PCI カード3枚で Pro Tools を動かしていましたが、Mac 本体がパワー・アップしただけでなく、カードも増えたので、パフォーマンスはだいぶ向上すると思います。 ちなみにメモリはなんと5G、ハードディスクは 500G の S-ATA ディスクを4台内蔵しています。
明日からは Pro Tools やプラグインなどのインストール作業に進みます。

暖冬 2007.2.1

1月は早くも終了、短い2月になりました。 今年の冬は暖冬とのことですが、それでも朝晩は寒いですね。 うちの愛犬・大豆、冬の生まれなのに寒さには弱いようで、暖かいもの、場所が大好きです。
近況ですが、レコーディングでは、ブラックシーサーのアルバムの仕上げに入っています。 その他、新しいプロジェクトの予定もいくつか。
マスタリングはいつものように、エアー・メイル・レコーディングスさん、ストレンジ・デイズ・レコードさんを中心に、単発のマスタリングもいくつか予定が入っています。
今日から4日間、お仕事を休み、Studio CM Punch の模様替え・機材の入れ替えをします。 新しい机とラックは4日に届くので、それまでに Intel-Mac の導入の準備をします。

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