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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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“ビッグ・ピンク”をめざして |
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僕がマスタリングしているエアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜第1弾は好評のシリーズ British Legend Collection Vol.59 「“ビッグ・ピンク”をめざして…米国情景と英国回帰」と題した3タイトルです。 |
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エアー・メイル・レコーディングス |
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洋楽の名盤を、紙ジャケットによるこだわりの再現でリイシュー |
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http://www.airmailrecordings.com/ |
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まずは Stud というバンドのアルバム2枚、72年リリースの2nd.「September」(扉写真)と73年リリースの3rd. にしてグループ最後のアルバム「Goodbye Live at Command」(写真下)です。 バンドのメンバーは後にロッド・スチュワートの片腕としてロッドを支えることになる名ギタリスト ジム・クリーガンを中心として、ロリー・ギャラガー率いるテイストのリズム隊 (チャーリー・マクラケンとジョン・ウィルソン) の3名、とよほどのブリティッシュ・ロック好きでないとわからないメンツです。 次のライヴ・アルバムの発表時にはそれまでゲスト扱いだったジョン・ヴィーダーが正式メンバーとなっています。 |
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そしてもう1枚は Roger Morris 72年リリースの「First Album」 (写真下)、このアルバムはブリンズリー・シュワルツの「シルバー・ピストル」、ヘッズ・ハンズ・アンド・フィートのファーストと並ぶ、The Band に多大な影響を受けた英国ロック・アルバムとして、名著「パブ・ロック革命」で紹介されているそうです。 確かにアメリカ南部音楽のテイストをうまく英国ロック・サウンドに取り入れている感じがします。 ブラスなども入ってまさにパブ・ロック、決して派手ではなく素朴な感じのサウンドなので、飽きることのない名盤と言えると思います。 マスタリングでも派手にならないよう、素朴テイスト満載で暖かいサウンドに仕上げました。 |
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