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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Good News

6月の最終土曜日、今日から新しいプロジェクトが始まりました。
ソプラノ 小松澤恵さんのアルバム「Grace」のレコーディングです。
タイトル通りゴスペルの賛美CDで、古い讃美歌やオリジナル曲など11曲を収録予定、今日はその中の1曲「Good News」のレコーディングで、練馬区の大泉パブテスト教会へ行ってきました。

何度か書いていますが、僕はゴスペルが大好きなのです。 思いを持ち続けていると、いつしかそれが実現するのでしょうか、ここ何年かはゴスペル系のCDのレコーディングやマスタリングもできるようになりました。
あくまでも趣味でゴスペルが好き、と言っている僕に、信仰を基に演奏活動をしている方々が信頼を寄せてくれるのはたいへん光栄なことです。

さて、今日録る「Good News」、この曲は小松澤さんのオリジナル曲です。 そして、この曲は彼女が指導する子供クワイアとの共演という形にしたい、ということで今日は子供クワイアの部分を録るのです。
レコーディング・スタジオやホールではない場所での録音の場合は、防音が完璧でないなどいくつかの難点があり、また、大雨が降ったりすれば当然録音自体ができなくなってしまいます。 梅雨の時期だったので心配していましたが、みなさんの祈りが通じたのか朝から快晴、ほぼ無風でした。 写真は礼拝堂の様子、子供たちが乗るステージから見たところです。 全部で12名の子供たちは2列に並び、3人を1本のコンデンサー・マイクで狙う、というようなマイキングにしました。  前列は RODE NT-5、後列は MEARI 391 A-8、そして写真にも後ろの方にかすかに写っていますが、アンビエンス・マイクとして audio-technica AT4040 を2階席前方に置いてます。

Hula Records

穏やかな空

ジャズ・ピアノが弾きたい!

福生ラバーソールレコード

チリワック

SHINING

それでも僕たちは …

6月

楽譜いろいろ

ダンデライオン・レコード

自然の中で

山中湖にて

「SHINING」制作記 2

そして下手側にグランド・ピアノがあり(なんと DIAPASON)、蓋を少し開けて RODE のステレオ・マイク NT-4 を中に入れてます。 本来はグランド・ピアノはもっと離れた上方から狙うのが良いのですが、かぶりを防ぐためこの位置にしています。

というわけで、合計7本のマイク、8ch での録音、マイク・プリアンプはいつものように api 3124+ 、レコーダーは Mackie SDR 24/96 です。
それにしても子供たちの賑やかなこと、レコーディングの機材を珍しそうに見たり、音に反応してレベル・メーターが動くのを楽しんだりしていましたが、本番になると見事な集中力を発揮、4テイクほど録音しました。思っていたよりも分離良く録れ、そして何よりも子供たちの歌声が素晴らしかったです。

小松澤さんのメイン・ヴォーカルは後日録ることにしました。
最後にみんなで記念に一枚。

そして僕は横須賀に移動し、趣味でやっているゴスペル・クワイアのライヴに参加してきました。
賛美に溢れた素敵な一日でした。