★ welcome to this page daisy <kuzumaki.net

このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

ダンデライオン・レコード

僕がマスタリングをしているエアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜は今回で6回目となる British Cult Label Collection、文字通り無数にあるマイナー・レーベルを取り上げるシリーズですが、今回は英国のDJ故ジョン・ピールが興したダンデライオン・レコードのコレクションです。

エアー・メイル・レコーディングス

こだわりの名盤を、紙ジャケットによるこだわりの再現でリイシュー

http://www.airmailrecordings.com/

全部で9アーチスト、15タイトルと豪華なラインナップですが、なんといってもまず紹介しないといけないのはブリジット・セント・ジョンでしょう。 英国女性フォーク・シンガーの代表格とも言える彼女の1st. から3rd. までの3タイトルがリイシューされています (写真は72年発表の3rd.「Thank You for ...」 )。 1st. は全編ギターの弾き語り、2nd. はクラシカルなアンサンブルが加わり、3rd. はちょっとバンドっぽくなるというサウンドの変化が面白いです。

その他のラインナップはかなり渋いです。
幻のアーチストとして英国音楽の歴史に名を残す Beau (ボウ)、シェフィールド大学の学生詩人たちが結成したグループ The Occasional Word、泥臭いフォーク・ブルース・サウンドの Siren、その Siren のヴォーカリストである Kevin Coyne、カンタベリー系の前衛音楽家 Lol Coxhill、瑞々しいサウンドのシンガー・ソングライター Clifford T. Ward、バラエティに富んだサウンドの Mike Hart、ガレージ・バンド Stack Waddy、とまあこんな感じです。 全部知っている人はいるのでしょうか(笑)。

自然の中で

山中湖にて

「SHINING」制作記 2

「SHINING」制作記 1

5月

英国音楽の奥深さ

バスター

どれ位 …

バックグラウンド・ヴォーカル・アレンジ

歌録り

ドラム録り

4月

アルフレード・ティゾッコ

写真左上が Beau の2nd.「Creation」、写真右上が The Occasional Word「The Year of the Great Leap Sideways」です。
エアー・メイルさんとディスク・ユニオン限定の初回特典のボックスは、3つに分けて5枚ずつ購入するとそれぞれもらえます。 意外と早くなくなってしまうみたいですよ。