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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。 |
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SHINING |
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シンガー 青木カレンさんのニュー・アルバム「SHINING」がいよいよ発売になりました。 |
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青木カレン |
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今日本を代表する、最も美しいジャズ・ディーヴァ! |
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http://www.rambling.ne.jp/artist/karen/index.html |
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僕がカレンさんのレコーディングに関わるようになったのは昨年のミニ・アルバム「KAREN」からで、今回の作品もチーム NAF の一員として、主にカレンさんの歌録り、ミックス(2曲を除いて)、そしてマスタリングをしています。 レコーディングというのは常にチーム・ワークですが、このチーム NAF、そしてレーベルのランブリング・レコーズのスタッフを含めたみなさんは最高の仲間で、レコーディング期間中は楽しい時間を過ごしました。 今こうしてCDが形になると、感慨深いものがあります。 |
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前作同様、「SHINING」もすべての曲が日本を代表するクラブ・ジャズ系のアーチストとのコラボレーションになっています。 曲順に共演アーチスト(曲によってはプロデューサー)を記すと Indigo Jam Unit、中塚 武、native、Shima & Shikou DUO、松浦俊夫、quasimode、JABBERLOOP、Saigenji、MITSUKUNI TANABE 、という豪華さ、前作と違うのはカレンさん作のオリジナルが3曲入っていることで、全12曲と充実した内容になっています。 |
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コラボしたアーチストさんにアレンジとオケの制作を任せているので、レコーディングは都内だけでなく名古屋や大阪、さらにロンドンでも行われています。 また、編成もそのアーチストさんによって全然違うので、ミックスの途中までは相当にカラーの違う作品群になっていました。 しかし、アルバムのクレジットの最初に堂々と載っているように、このアルバムはカレンさん自身が最終的なプロデュースを務め、当たり前ですがすべてのヴォーカルを歌っていることによって、どの曲をどの順番で聴いても、素晴らしいカレン・ワールドになっていると思います。 |
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ヴォーカル・アレンジもカレンさん自ら行っています。 歌の質感は基本的には僕が作ったものをみなさんの意見を元に修正したりしていますが、ほとんどそのままのストレートな声だけでなく、高域を削ってこもらせたり、歪み系のエフェクトを混ぜて汚したり、12曲それぞれ違う声になっています。 ダブリングやバック・グラウンド・ヴォーカルはほんのアクセント程度に少しずつ入っているのですが、これがまた効果的、これらのミックスも少しずつ形を変えて混ぜています。 |
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ミックスではカレンさんの声を前面に出すのはもちろん、各共演アーチストの個性も出るようにしたつもりです。 最近僕がこだわっている空間の演出、目をつぶって聴けば、そこに演奏者がいて、そしてマイクの前にカレンさんが立っている (実際のレコーディングでは座っていますが)、そんな様子が想像できるように作りました。 |
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意表をついたドアーズやレニー・クラビッツのカヴァーはもちろん、カレンさんのオリジナル曲や quasimode の曲のカレン・ヴァージョン、そしてしっとりと終わる最終曲など、聴きどころ満載です。 |
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