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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

歌録り

The Apollo Boyz のレコーディング、ドラム録り・オケ録りに続いては歌録りです。 ここから先は僕の本拠地、ここ Studio CMpunch で行います。

The Apollo Boyz

この夏、そして来年といろいろな企画が進行中、熱い人生応援歌を歌います

http://www.apollo-boyz.com/

最初は曾我さん・池田さん・みのすけさんのリード・ヴォーカルを録ろうという予定だったのですが、5人全員集まれる日がこれからどれだけ作れるかわからない、ということで、まず先に4人もしくは全員で歌う部分の録りをすることになりました。

写真は5人全員でのバックグラウンド・ヴォーカルを録っているところです。 レコーディングの方法はいろいろあります。 この写真では1本の真空管マイク (RODE K2) を5人で囲み、同じことを2回録ります (いわゆるダブル)。 RODE K2 は指向性を無段階で調節できるのですが、今回は単一と無指向の中間にしました。
他にはどういうやり方があるかというと、5人全員で録らずに2人と3人などに分けて何回か録る、全員が集まれない場合はこうするしかないのですが、これはこれでそれなりに良い結果になります。
ダブルで録った素材は、左右に思いっきり拡げたり、軽く拡げたり、リード・ヴォーカルと同じくセンターに集めたり、これはその曲のアレンジの方向性によっていろいろな置き方があります。
また、マイクをステレオ・マイク RODE NT-4 にして、ダブルにしないで一度だけ全員で歌う、という方法も使いました。 この方法はそこまでバックグラウンド・ヴォーカルを厚くしたくない時に有効です。 5人が横に拡がってマイクを囲めば、自然な拡がりで録れ、それをリード・ヴォーカルに混ぜれば、メンバー全員で歌っている、ライヴっぽい雰囲気が作れます。 曲のアレンジの方向性をふまえて、それならこうやって録りましょう、という風に提案していくわけです。

ドラム録り

4月

アルフレード・ティゾッコ

The Records & Shoes

卒業

再会

結婚式

Born Again

3月

Toad

Alvin Lee

api バンドル

今回はいくつかの曲でこういったバックグラウンド・ヴォーカルが必要だったのと、ある曲でかなり凝ったヴォーカル・アレンジを試したので、けっこう時間がかかり、丸一日かけて録り終えました。 それぞれかなり面白いミックスができそうです。

この後はメンバーのスケジュールに合わせ、歌を少しずつ録っていきます。