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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

わたらせ

新しいプロジェクトが始まりました。 シンガー・ソングライター ルンヒャン が中心となるCD「わたらせ」のレコーディングです。 細かいことはよくわからないのですが、群馬県みどり市で行われる「森と水の音楽祭」関連のプロジェクトで、地域振興ソングのような感じでしょうか。

ルンヒャン

多才なシンガー・ソングライター、愛犬ミュウも元気です

http://rung-hyang.jp/index.html

今回新しくレコーディングするのはルンヒャンが音楽祭にプレゼントしたオリジナル曲「わたらせ」のみで、CDにはこの他にルンヒャンの「Innocence」から1曲と、ソヘグム・ユニット HIBARI のCDから1曲が収録されます。

HIBARI

河 明樹(ハー・ミョンス)君と 尹 慧瓊(ユン・ヘギョン)さんによる朝鮮の民族楽器ソヘグムのデュオ、実家は焼き肉屋の名店です

http://sohegum.com/

「わたらせ」はルンヒャンによる弾き語りスタイルに、ミョンス君のソヘグムが加わる編成、オケ録りは僕がかつて務めていた練馬のスタジオ・ラウム 338 で行いました。 ここは素晴らしい状態のグランド・ピアノ YAMAHA C-7 がある他、良く響くのでこういった楽器でのレコーディングは最適です。 普段ピアノをソロ以外で録る時はカブリを防ぐために蓋をギリギリまで閉めてしまうことが多いのですが、今日は全開、マイクもやや離した理想的な位置に RODE NT-4 を置いてます。

7月

Good News

Hula Records

穏やかな空

ジャズ・ピアノが弾きたい!

福生ラバーソールレコード

チリワック

SHINING

それでも僕たちは …

6月

楽譜いろいろ

ダンデライオン・レコード

そしてソヘグムには同じ朝鮮のマイク、MEARI 391 A-8 をこれもやや離れた位置から狙ってます。 そして恒例のアンビエンス・マイクですが、audio-technica AT 4040 をペアで高く上げ、壁に向かって置いてます。 この手法はここラウムで若い頃、毎日のようにいろいろと試行錯誤しているうちに考えつきました。 この位置にマイクを置くことによって、壁に反射してやや遅れた音が入ってきます。 これをオン・マイクの音と混ぜるとなんとも奥行き感に満ちた素晴らしい音で録れるのです。

4テイクほど録ったところで基本となるテイクができ、エンディングと間奏のソヘグム・ソロのほんの一部を差し替えるためのテイクを録り、本日は無事終了。 思った通りの素晴らしい音で録れました。 ルンヒャンの歌は後日 Studio CMpunch で録ります。


彼らとはここ何年か親しくさせてもらっていますが、よくみんなで小金井のハンバーグの名店 Wood Stock にハンバーグを食べに行きます。 今日もどちらかというとレコーディング後の食事が楽しみでした(笑)。 ミョンス君の奥さんヘギョンさんらも加わり、夢中でハンバーグを食べて解散、おつかれさまでした。