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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Triumph　2007.12.12

エアー･メイル･レコーディングス今月の新譜は、今までのアーカイブ･シリーズと若干趣が異なりますが、ラッシュと並ぶカナディアン･プログレッシヴ･ハードの雄 トライアンフ の、リック･エミット在籍時の10枚のアルバムのコレクションです。

airmailrecordings

エアー･メイル･レコーディングス今月の新譜

http://www.airmailrecordings.com/triumph.html

なんとこのバンド、20代のころ大好きで、ＣＤ全部持ってました。僕は超メジャーなバンドよりも、若干マイナーなバンドが大好きだったりするのですが、そんな僕にトライアンフはまさにピッタリ、ドラマチックな曲調もかなり好きで、相当聴きまくっていました。

全ジャケ写をここに載せたいくらいです(笑)。

名盤と言われているのは写真上の「Never Surrender」辺りの中期だったりもしますが、キーボードもフューチャーし、ポップな曲調も多い最後の２枚も僕はかなり好きです(写真右は９th.「The Sport of Kings」)。

どのアルバムにもリーダーでギタリストのリック･エミットによるクラシカルがギター･ソロ作品が入っていて、特に「The Sport of Kings」の中の「Embrujo 〜 Play With the Fire」は絶品です。

こういった同じバンドのコレクションの場合、本来は次の作品へと進むごとに作品も音も洗練していっているはずなのですが、録音された年代の機材の影響などで、必ずしもそうなっていない場合もあります。

今回うちに来たマスターは若干チグハグだったのですが、トライアンフに関しては熟知していたので、そういったバンドの成長も感じられるように仕上げました。 ぜひ聴いてください。