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日々のことを書きたいと思います。週に2,3回更新したいと思い
ます。

UFO 飛来! 2005.10.31

エアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜第3弾は、なんと UFO 初期の3枚です。マイケル・シェンカー加入以前のアルバムで、かなり長い曲があるなど、ジャーマン・ロックの実験性を受け継いだかのようなサウンド&アレンジです。写真は「Live」、71年の日比谷野外音楽堂でのライヴを収録したものです。客席の様子がリアルに入っていて、なかなか面白いです。

大失敗! 2005.10.30

いやぁ素晴らしかったです、クイーン + ポール・ロジャース、と感動のレポートを書く予定でした。17:00 開演をもう一度確認しようとチケットを見たら、なんと!29日(土)となっているではありませんか。もう終わっていたのです!こんなことってあるでしょうか。チケットを持つ手は震え、冷や汗があふれてきました。何ヶ月も前から楽しみにしていて、ここ2週間ほどは車でもクイーンばかりを聴いていたのに。せめてもう一日早く確認していたら、とか、ずっとクイーンの曲を聴いて歌詞まで覚えるようになった妻に申し訳ない、などと思いをめぐらしてももう後の祭り、あまりの信じられない出来事に、当日券で行くという気にもなれず、呆然と一日を過ごしました。
コンサート良かったのでしょうか、次回の来日を早くも待ってます!ってもうないだろうなぁ。

大豆変身 2005.10.29

愛犬大豆の8回目の面会へ行ってきました。今までは大豆に会って、散歩に行くだけだったのですが、今回から飼い主の訓練が始まりました。今日はまず妻の番で、スタッフに15分ほど教えてもらい、その間僕は見えない所で待っていました。そして、いつものように散歩に行ったのですが、なんと、大豆がお利口な犬になっているではありませんか。いつも散歩の時は我先にと前へ行ってしまうのが、妻の横を一緒に歩いています。先へ行っても、「戻れ」というと戻ってくるのです。これにはビックリ、プロのしつけは本当にすごいですね。もうしばらく預けることになると思いますが、あとは飼い主がこの感じを忘れないことが大事なのでしょうね。
そして明日は待ちに待ったクイーン(+ポール・ロジャース)のライヴです!
のはずが … 。

メロディック・ロック 2005.10.28

9月にマスタリングをした、レディース・ロック・バンド aphasia さんの新譜が発売になりました。このアルバムは1st. アルバム「Mirage on the Ice」の新録盤で、エンジニア仲間小門さんがレコーディング・ミックス・共同プロデュースもやっています。
ご覧のようにジャケットは青を基調とした素敵なデザイン、紙もコート紙ではなく、光沢のある特殊な紙のようです。盤面もオフセット4色なのでしょうか、すごく素敵な感じです。
サウンドは女性らしい艶やかなボーカルに叙情的なギターを活かしたメロディアスなロック、という感じです。うちにマスタリングに来たギタリストの石川さんと「Styx や Journey 、Cheap Trick などのCDがあって、なぜ Survivor がないのか?」などとアメリカン・ロック談義をしたのを思い出しました。

マリーンズ日本一 2005.10.27

プロ野球千葉ロッテ・マリーンズが、阪神タイガースを4タテし、日本一になりました。選手・スタッフ・ファンのみなさん、本当におめでとうございます。
特に最初の3試合は完勝でしたね。ヒットやホームランのフォームを新聞の写真で見ると、完璧にとらえているのがわかります。試合勘の戻らないタイガースに比べて、プレーオフを戦ってきた分有利、という諸説があちこちに載っていますが、そうではないと思います。プレーオフ第二ステージはかなりの接戦で、しかも第五戦は終盤まで負けていたわけで、相当なプレッシャーを背負い、疲れていたはずです。今回勝ったのは阪神より強かったから、だったのだと思うのです。もちろんボビーさんの采配は冴えまくっていましたし、シーズンを通して、球団やファンのサポートも見事だったと思います。
残念ながらシリーズに出番のなかった黒木さんが、早くも来シーズンの健闘を誓ってました。すごいなぁ、スポーツ選手は。
ちなみに僕は球団創設以来西武ライオンズのファンです。

Heart of America 2005.10.26

鎌倉に本拠を置き、アメリカの今のサウンドを日本に伝えるレーベル、Buffalo Records さん今月の新譜は Forest Sun です。西海岸出身の放浪詩人、穏やかな優しさをたたえるような、ほのぼのとした暖かいサウンドです。新譜なので元々音は良いのですが、僕のマスタリングによって、さらに優しい感じになったと思います。素朴なジャケットが素敵ですね。
Buffalo Records さんでは、今「Heart of America」という企画をやっています。第1弾 Bob Schneider、第2弾 Jud Newcomb 、まさに今のアメリカの音、という感じで素晴らしいです。ぜひサイトを見てみてください。

話変わって、今日は愛犬大豆の誕生日、2歳ですが、人間でいうともう24歳だそうです。今はしつけ教室に預けているので、2週間に一度しか会えないのですが、どうやら次回から飼い主の練習も始まるようです。

お楽しみ 2005.10.24

最近あまりレコーディングをしていないので、日記に書くことがあまりないのですが、仕事をしていないわけではありません。ちょっとまだここには書けない、正式に発表になっていないマスタリングのお仕事をいくつかやっています。近いうちにお知らせできると思いますが、素敵な作品ばかりです。
だいぶ前からやっていたシンガー2人の作品がもうすぐ完了します。まずは石井一孝さん、今ミックスの最終微調整、あと1回聴いてもらえば、おそらくマスタリングに進めるでしょう。1年半くらいかかりました(笑)。もう一つ、加藤桂子さんのミニアルバムも今日マスタリングまで終わりました。半年くらいかかってます。ライヴ会場などで売られる予定です。3年くらい前、まだ会社をやっていたころに、ワタヌキヨシアキ君と一緒に制作した「恋の花」「かなわない恋心」という曲が、ようやく歌が入って、形になりました。感慨深いです。

Manfred Mann's Earth Band 2005.10.20

エアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜第2弾は、マンフレッド・マンズ・アース・バンドの紙ジャケ・コレクション第2弾として6タイトルがリリース。76年の「The Roaring Silence」(写真)から84年の「Budapest Live」まで、サウンド的には一番面白い時代の作品だと思います。ヒット曲「Blinded by the Light」「The Mighty Quinn」などもあり、また、カバー曲をうまくとりいれてます。あまりこのバンドよく知らなかったのですが、マスタリングしているうちに大好きになってしまいました。

Jade Warrior 2005.10.19

エアー・メイル・レコーディングスさん今月の新譜第1弾は、好評の British Legend Collection Vol.14 として Jade Warrior の3タイトルが発売になりました。写真は1st.「Jade Warrior」
70年代初頭から活動を続ける元祖ワールド・ミュージック・ロック・グループで、サイケデリック・オリエンタル・アフロなど、さまざまな音楽要素を独自の視点でミックスし、オリジナリティ溢れるサウンドが面白いです。グループ名は「サムライ」の意だそうです。2nd.「Released」はオリジナル6面紙ジャケットを再現、なかなか凝った作りになっています。
3rd.「Last Autumn's Dream」は輸入盤のCDが左右逆・位相逆になっているという信じがたい状態でした。もちろん今回のリリースの音は良い感じに仕上がっています。

ロッテ優勝 2005.10.17

パ・リーグのプレーオフは今年も大熱戦でした。僕は創立当初からの西武ライオンズ・ファンなので、今年の結果は残念ですが、ロッテの選手・スタッフ・ファンの方々にはおめでとうと讃えたいです。今年のマリーンズ、バレンタイン監督の戦い方は見事でした。野球というのはチーム・プレーなんだな、というのを実感させてくれましたね。
2年連続でレギュラー・シーズンでは勝率一位ながらリーグ制覇できなかったホークスの選手やファンの複雑な思いは察しますが、ルールあってのスポーツですからね。長期戦だけでなく、短期戦での勝ち方、というのも強さのうちなんだと思います。
阪神タイガースとの日本シリーズも楽しみですね。
草野球東京メッツの秋の大会もまもなく始まります。

Return of the Chanpions 2005.10.15

あと2週間ほどで、クイーン(+ポール・ロジャース)待望の来日です。前回の来日は1986年だそうで20年ぶり、僕は前回行ってないので今回が初めて、まさかクイーンのライヴが観られるなんて、夢にも思っていなかったです。ミュージカル「We Will Rock You」ですらかなり感動しましたから、本物を前にしたら、いったいどうなってしまうのでしょうか。
というわけで、一足先にイギリスでの公演の模様を収めたライヴ盤「Return of the Chanpions」で予習をしています。う〜ん、いろいろ思うことはありますが、あと2週間、楽しみです!

レコーディング終了 2005.10.11

先週に引き続き、石井一孝さんのアルバムのボーナス・トラックのレコーディング、ゲスト・ヴォーカル・西村直人さんの歌を録りました。3人がソロになったり、ユニゾンになったりハモったりしていくのですが、さすがこだわり屋の石井さんがアレンジしただけあって、声の重なり具合が見事です。ボーナス・トラックは弾き語り編成で地味な感じではありますが、11曲の本編を聴いた後にはちょうどよいのではないでしょうか。
これで、レコーディングはようやく終了、ミックスもほぼ仕上がっているので、ほんの少しの修正をして、いよいよ完成が見えてきました。

ラブ・ロック 2005.10.7

最近、70年代・80年代のリイシューCDをよく聴いている、ということは前に書きました。Tears for Fears は相変わらずヘビー・ローテーション、再結成され昨年出た新譜も最高です。
これからの季節、夜が長くなりますが、そんな夜長にはプログレが似合います。今年は再発の影響で、夏過ぎからプログレにはまっていますが、先日の I Pooh 8タイトル(ストレンジ・デイズさんから)に続いて、今度はイタリア・ラブ・ロックの名盤4タイトルがアルカンジェロさんから再発されました。アリーチェ「夢の中の少女」、ジャルディーノ・デイ・センプリーチ「閑かな庭園」などです。輸入盤のCDを発売当初から持っているのですが、アリーチェのボックス欲しさとリマスタリングの魅力に負け、Disk Union で4枚まとめ買いしてしまいました。絵画のようなジャケットが素敵です。
最近のリイシューCDは、当然のように新しくリマスタリングされているので、聴きやすいです。勉強のため、といいつつ、Amazon でついついたくさん買ってしまっています(笑)。

ロング・ラン 2005.10.4

シンガー石井一孝さんの2nd. アルバム再プレスに際して、全曲のミックスをやり直しているのですが(僕の仕事はここから)、この企画、打ち合わせをしたのが去年の8月、スタートしたのが9月、もう1年以上経過しています。ミュージカル並みのロングラン・ミックスですが、というのも石井さんが「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」などミュージカルでの出番が多く、なかなかまとまった時間がとれないため、ずっとミックスを続けているわけではないのですが、このような長丁場になっています。さらに、弾き語り2曲を新録してボーナス・トラックとして付けることになり、うちでレコーディングを行いました。今日録ったのは、アコースティック・ギターと、石井さんのヴォーカルとゲスト・ヴォーカル、和やかに、順調に録り終えました。あと一人ゲスト・ヴォーカルを録って、ミックスの最終修正とマスタリングを行えば完成、なんとか今年中には発売できそうですね(笑)。

舘野 泉さん 2005.10.2

ピアニスト館野泉さんの演奏会を東京文化会館に観に行ってきました。舘野さんは3年前に脳溢血で倒れ、右半身不随になってしまったのです。長い闘病生活の末、なんと左手のピアニストとして復帰を果たし、ムジカ音楽・教育・文化研究所さんの主催で、3年前に企画されていたこの演奏会に戻ってきました。
音楽の本質を伝えるのに、両手・片手は関係ない、左手の世界との出会いは、命の水脈を見つけたような喜びでした、とこのコンサートのチラシに舘野さんは書いています。そして、舘野さんの演奏は静かに燃える音楽への情熱を感じさせるものでした。目を閉じて聴けば、それが左手のみで演奏されているとはとても信じられないほど、多彩な表現、知っている曲は一つもなかったものの、まったく飽きることなく、2時間が過ぎました。
僕がクラシックで一番好きな作曲家がフィンランドのシベリウス、舘野さんは長い間、日本とフィンランドの架け橋のような存在でした。うちには全然弾けないものの、シベリウスのピアノ曲の楽譜がたくさんあります。僕にとって憧れである舘野さんの演奏を間近で観られ、幸せな日でした。

面会 2005.10.2

愛犬大豆の面会に行ってきました。もう今回で6回目、しつけ教室での暮らしもすっかり慣れたようです。大豆は、僕ら飼い主を見てもあまり歓迎してくれなかったのですが、最近はなんとなく喜んでくれるようになりました。散歩中も「あと」というと、止まってこちらの様子をうかがうようになりました。訓練の成果はそれなりにあるようです。

秋 2005.10.1

あっという間にもう10月ですね。うちの近くの小金井公園では、この週末、「なかよしまつり」というイベントでにぎわっています。先週の日曜日は、おそらく今までなかったと思いますが、単独アーチストによるフリーライヴがありました。イベントの秋、でしょうか。
先月は本当に忙しかったのですが、ほとんどのプロジェクトも順次終了し、今残っているのはシンガー石井一孝さんの2nd.アルバムのリミックス&新曲のレコーディング作業、ようやくこれは終わりが見えてきました。もう一つ、シンガー加藤圭子さんのレコーディングもミックス・マスタリングを残すのみです。マスタリングでは、いつものようにエアー・メイルさんのマスタリングといくつか単発のマスタリングの予定があります。

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