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日々のことを書きたいと思います。週に2,3回更新したいと思い
ます。

Music Life 2005.9.30

今月のトリを飾るのは、もう何枚も一緒に制作をしている曾我泰久さん。今回はマスタリングだけですが、3曲入りのマキシ・シングル、題名がタイトルですが、素敵ですね。
3曲はそれぞれ全然違うアレンジで、順番に ELO、ビートルズ、冬のソナタ、っぽい感じになっています(笑)。特に最初の2曲は思い切ったサウンドにしたい、とのことで、普段あまりやらない、プラグインの二重がけなどを試し、それが大成功、かなりかっこいいサウンドになりました。特に1曲目の「Carry On 」、ELOの「Twilight」「Zanadou」のリマスタリング盤を聴いてから作業に入っただけあって、コンプ感、アコギのシャラシャラ感などがそっくりに仕上がりました(笑)。次の曲ではアウトロのサイズを短くし、エンディングを フェードアウトにせず、スパッと切り、そこに逆回転の素材を重ね、なかなかかっこいい終わり方になりました。
曾我さん帰宅後にすぐ「大満足!」との電話をいただきました。ありがとうございます。
あっという間に9月も終了、今月は本当にたくさんのお仕事をいただきました、感謝です。レコーディングもいくつかやった中、マスタリングはなんと今日の曾我さんので24枚目、今までの月間新記録かもしれません。今月は写真が少なかったですね。

Mirage 2005 2005.9.29

エンジニア仲間小門さんから、たまにマスタリングの紹介をいただきますが、前回の黒百合姉妹に続いて、今回は aphasia という女性ロック・バンドのマスタリングをしました。ミックスが難航し、予定よりもちょっと遅れて完成、ギタリスト石川さんがわりとご近所から来ました。
サウンドは叙情的なハードロック、といった感じでしょうか。石川さんはうちにあるCDのいくつかが同じく好きなようで、Styx、Journey、
Robin Zander、Joseph Williams などの話で盛り上がりました。
Survivor のCDはないのか、というきつい指摘も(笑)。もちろんよく知ってますけどね。妻にもよく怒られますが、うちにはこのバンドならこのアルバム、といういわゆる名盤がことごとくないのです。最近その不便さに気付き、少しずつ買っていますが Journey「Escape」
「Frontiers」はやはり素晴らしいですね。
話を戻して、aphasia のマスタリングは、小門さんのミックスとの相性も良く、比較的すんなり好い感じに仕上がったと思います。CDは6曲入りで10月末に発売予定、題名がアルバム・タイトルです。

Nakiez 05 2005.9.27

7月にやったライヴDVDのレコーディング・ミックス・マスタリングは8月中に完成、今日は2枚組として一緒に発売されるコンピレーションCDのマスタリングをワッカ・ミュージック伊藤さんとしました。8バンドがそれぞれ1曲ですが、このためにわざわざレコーディングをしたバンドもあれば、すでに発売しているCDの音源を使うバンド、デモ録りのような音源を使うバンドもあって、状態はバラバラです。しかし、マスタリングで同じ機材・同じプラグインをかけていくことによって、統一感は出てくるので、トータルでの違和感はそんなにないと思います。ベストは尽くしたなじゃないでしょうか。10月末発売予定です。
そして今回単独で Humpty というバンドがDVDを発売しますが、その中で使うBGMを、うちにあるループ集を組み合わせて2種類作ったりもしました。制作はやはり面白いですね。

打ち上げ 2005.9.26

気が付くと秋分の日も過ぎ、すっかり秋の気配ですね。芸術の秋、レコーディングの秋、マスタリングの秋です。
今日は青山学院大学 AFW のCDのマスタリングをしました。
夕方、音楽委員長水野君が取りに来て、来年の委員長候補奥田君と共に、武蔵小金井駅前の焼き肉屋さんで労をねぎらいました。毎年これが終わると夏が終わったなぁ、と感じてしまいます。みなさんおつかれさまでした。仕上がりを楽しみにしていてください。

SWAN SONG 2005.9.22

ちょっと前にマスタリングに来てくれたメッセージ守屋さんからのご紹介で、about tess というバンドのマスタリングをしました。
メンバー2人と、レーベルのダブ・立山さんが来て、一緒に作業しました。ダブさんは映像系の制作会社、なんと青山学院大学 AFW の岡部君もここで働いているそうです。
about tess は編成が場合により入れ替わるようですが、今回のCDはギター2人、ベース3人、ドラム3人という大所帯、レコーディングはたいへんかつ面白かっただろうな、と思います。
ミックスがかなり完成されていたので、マスタリングはそんなにたいへんではなく、収録時間が長い割にすんなり終了、10/25 発売予定です。題名はアルバム・タイトルです。

Spencer Davis Group 2005.9.21

エアー・メイル・レコーディングスさん、今月のリリースはもう一回あります。今度は好評の British Legend Collection 、第13弾は スペンサー・デイヴィス・グループ「AFTER WINWOODS YEARS 1968-1974」と題し、スティーヴ・ウィンウッド脱退後の3枚がリリースされます。ソウルフルな UK ロック、という感じのサウンド、かっこいいです。ジャケットや盤面も素敵で、写真の「Gluggo」は架空の商品広告 POP に見立てたパッケージデザイン、さらに切り抜き変形ジャケット、きちんと再現されています。この後は Jade Warrior、Manfred Mann's Earth Band、UFO とさらに魅力的なアイテムが続きます。

The Seeds of Love 2005.9.16

なぜか今 Tears for Fears(以下 TFF) というバンドにハマっています。何気なくのぞいたアマゾンで彼らが昨年再結成し、新譜を出したことを知り、名盤「The Seeds of Love」と一緒に新譜「Everybody Loves a Happy Ending」を購入、どちらも最近よく聴いています。
TFF といえば、タンバリンのレコーディングに一日かけ、次の日はそのタンバリンを使うかどうかを一日かけて考える、という逸話が残っているほどの凝り性で、確かによく聴くとすごくこだわっているのがわかりますが、何気なく聴いても本当に良い、妻も好きになったようです。コンテンポラリーなサウンドとビートルズの中・後期辺りのサウンドが本当に素晴らしくブレンドされていて、ジャケット・音も最高です。

真空管マイク 2005.9.12

出張やライヴ・レコーディングのお仕事が最近は多いので、プリアンプ系の充実を目指していましたが、それも落ち着いたので、久々にマイクを買ってみました。RODE というオーストラリアのメーカーの K2 です。このメーカーは NT-2 というコンデンサー・マイクで一世を風靡しました。うちでも2本愛用しています。
真空管マイクは今までスタジオに行った時にそこにあるのを使う、という感じでしたが、1本歌用のマイクがほしくなったので、買ってみました。さっそく A.F.W. のレコーディングで使っていますが、素晴らしいサウンドです。特に中低音の声は本当に素晴らしいですね、API のマイクプリとの相性も最高です。

Soul Monster 2005.9.8

メッセージという会社の守屋さんと久々に一緒にお仕事でした。5年ほど前にお互い前の会社にいたころ、よく一緒にレコーディングをしました。まだ Pro Tools 5が出始めたころで、いろいろお互い試行錯誤したのをよく覚えています。「P魂 2001」というインディーズ・バンドを集めたコンピ盤を作ったり。ここからはピンクリボン軍、Highway 61 がメジャーデビューしています。
今回の「Soul Monster」は、P魂の続編といったコンセプトで、6バンドのコンピ盤。スタジオ・レコーディングの曲とライヴ録りの曲を1曲ずつ、さらにオープニング・インタールード・エンディングに
HONDALADY のマル君制作のトラックも入っているなかなか面白い作品になっています。僕はマスタリングだけですが、土壇場で差し替えになったライヴ曲のミックスを1曲しています。11/22 発売予定です。
夜は美菜呼さんが来て、弾き語り3曲のマスタリングをしました。録り・ミックスとかなりイメージ通りにできたため、なんとマスタリングしたものがミックスした状態より、そんなに良くなっていない、いやむしろ空気間が欠けてしまったような感じになってしまいました。時を置いてまた聴いてみるとまた違う印象になるのかもしれませんが、どっちがいいのかよくわかりませんでした。音楽は本当に奥が深いですね。

パワーポップ 2005.9.7

エアー・メイル・レコーディングスさん今月のリリースは単発もので、イアン・ゴムの3枚です(写真は2nd.)。79年から82年までの作品で、この時代の特徴でやや軽いサウンドですが、必殺キラー・チューン満載のパワー・ポップ・アルバム。かなりゴキゲンです。

休日 2005.9.4

3日土曜日はしつけ教室に預けている愛犬大豆の面会に妻と妻の両親と一緒に行ってきました。今回が4回目、今までは新しい環境に馴染みきれてない感じでしたが、次第にトレーニングなども始まっているようです。僕たち4人に対し、順番にあいさつする気の利きよう、少し変化が見られました。散歩中も何度も後ろを振り返り、飼い主の様子を確認している感じ、今までにない成長ぶり、今後が楽しみです。
日曜日は草野球東京メッツ夏の大会2回戦でした。またしても似たようなチームとだったので、なかなか良い試合になりましたが、結局3対で惨敗、これで夏の大会は終わりです。前回に続きファーストでフル出場、打つ方は四球・セカンドゴロ・死球と久々にノーヒット。ももに受けたデッドボールが痛いです。

選挙の秋 2005.9.1

夏休みも終わり、もう9月になりました。今年の夏は旅行に行ったり、コンサートを観に行ったり、なんだか夏っぽく過ごしました。
今月は選挙がありますね。いつになく盛り上がっている感じでどうなるのか面白そうです。
小金井市では8月から家庭ゴミの収集が有料化されました。結果的に我が家では今まで以上に分別に気を使うようになりました。
この時期、毎年けっこう忙しくなるのですが、今年もいつものように青山学院 AFW のCD制作をしています。その他進行中なのは、シンガー美菜呼さんの弾き語りレコーディング、盛山裕治さんのミックス、石井一孝さんのアルバムのリミックス、サックス菊地康正さんの教本制作です。マスタリングでは、金剛山歌劇団関係の作品を3枚、Nakiez のライヴDVDを2枚分、FIS ミュージックさんのBGM 音源、そしてエアー・メイル・レコーディングのマスタリングもたくさん来ています。まだ発表になっていないものも多いのでここには書けませんが、かなりすごいアイテムも入っています。
僕にとってはお仕事の秋、でしょうか。愛犬大豆にとってはトレーニングの秋だ、と言っています。

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