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日々のことを書きたいと思います。週に2,3回更新したいと思い
ます。

ブリティッシュ・レジェンド 2005.7.29

エアー・メイルさんの7月の新譜第2弾、ブリティッシュ・レジェンド・コレクション Vol.11の4タイトルが発売になりました。今回はヴァーティゴ・レーベルから出たハード・ロック・グループ Freedom が2枚、そして Uncle Dog とパブ・ロック・バンド Man が中心となって72年に行われたクリスマス・コンサートのライヴ・アルバムクリスマス・コンサートのライヴ盤です。
中でもお薦めは写真の Uncle Dog、イギリスのジャニス・ジョップリンとの異名を持つ女性シンガー、キャロル・グライムズを中心とするバンドで、このサウンドは最高にかっこいいのです。

Ukulele Swing 42 2005.7.27

キヨシ小林さんのアルバム「Ukulele Swing 42」が20日にオーマガトキさんから発売になりました。
キヨシさんとは何度かご一緒させていただいていますが、今まではギター・スウィングもの、それからウクレレ・ソロでした。今回のアルバムはウクレレ・スウィングもの、息子さんを含むバンド編成にキヨシさんのウクレレが加わってごきげんなスウィングが全15曲、オープニングの「LOVE」からエンディングの「スマイル」まで、一気に聴けます。ジャンゴ・ラインハルトの曲や桑田佳祐の曲、そして自身のオリジナルで NHK みんなのうたで今月いっぱいまで流れる「レレの青い空」のインスト・バージョンなどが入っています。ジャケも素敵ですよね。内ジャケの写真は小金井公園で撮っていますが、大豆の散歩中に撮影に遭遇しました(笑)。
レコーディングからマスタリングまで僕がやっていますが、なんとドラムを含むすべてのレコーディングをうちでやっています。

アコースティック・スウィング 2005.7.25

鎌倉が本拠の Buffalo Records、現在のアメリカのジャム・バンドやちょっと古いルーツ系のアコースティック・スウィングのアルバムなどをリリースしています。その Buffalo Records のスタッフである、音楽ライターでもおなじみ鈴木カツさんが、8月に発売予定の Slim Richey's Jazz Grass のマスタリングのため、茅ヶ崎から来てくれました。ブルーグラスとジャズの小粋なスウィング・セッションが全12曲、特にガーシュウィンの名作「Summer Time」のカバーはおもわずうなってしまうほどの会心の出来。音も少しいじらせてもらい、アメリカ盤よりも、抜けの良い、ゴキゲンな感じに仕上がりました。素晴らしいアルバムです。

Signal Red 2005.7.24

熊谷の名門ライヴハウス VOGUE さんは、Heaven's Rock Records というレーベルを持っていて、そこの作品はほとんど僕がマスタリングをしていますが、この夏、姉妹レーベル Signal Records が立ち上がることになりました。リリース第1弾は中心バンド THE STAND UP を始め The Bluest、TIDERIP、Far apart Daily life、一寸法師といった熊谷の5バンドを集めたコンピ盤「Signal Red」です。そのマスタリングに、各バンドのメンバーさんと VOGUE のエンジニア斉藤さんが来ました。
もう何度も一緒に作業をしているので、ほとんど問題もなく、かっこいい音に仕上がったと思います。8月中旬リリース予定です。

面会 2005.7.23

午前中は久々に草野球の練習に行ってきました。といっても自分のチームの練習ではなく、専門学校時代の同級生S君に誘われて彼のチームの練習に参加してきたのです。場所は高田馬場近くの西戸山公園野球場、なんと人工芝のきれいなグランドでした。少し小雨は降ったりしてましたが、涼しく、夏の日としてはうってつけの野球日和の中、軽めの練習で気持ち良く汗をかきました。
そして、その後愛犬大豆を預けた八王子の訓練所に面会に。2週間ぶりの対面でしたが、大豆は多少ぎこちなく喜びを表してくれました。近所を散歩していい、と言われたので15分ほど近所を散策、緑と川の水のきれいな、本当にいい環境です。散歩中、大豆がなにやら普段とは違う感じの遠吠えをしたのですが、どうやらそのころ震度5の地震があったようです。僕はまったく感じませんでしたが、鈍いのでしょうか。

新装開店 2005.7.19

ギタリスト、そして日本におけるハワイアン音楽の伝道師ともいえる、山内 Alani 雄喜さんの誕生日を記念してのライヴを、渋谷 DUO に観に行きました。
まずは山内さんのスラッキー・ギター・ソロで開始、もうこれだけでなんとも言えないゆる〜い雰囲気を出していました。次にキャリア初期からのバンド Pineapple Sugar Hawaiian Band、田村玄一さんとのデュオ Lagoon と続き、その後は山内さんとゆかりの深いアーチストが次々に登場していきました。バックバンドはAlani Sons改め山内商店、田村玄一さん、キヨシ小林さん、そして Annsan という最強・不動のメンバーが務めました(ベースのみ松永孝義さんと吉田隆さんが交代で務めました)。ちなみに山内商店、というのは、単にバックバンドの名前だけでなく、そこに関わっているすべての人たちがそのメンバー(店員)なのです。キヨシ小林さんはウクレレおじさんとしても登場、名曲「レレの青い空」を緊張しつつ、楽しそうに歌っていました(ライヴ 等で歌うのは初めてだそうです)。Aloha Sisters も登場、アルバム「Hui !」から、僕の大好きな3曲を歌いました。
最後に Sandii さんと Konishiki さんがそれぞれ出ましたが、その時は「う〜ん、さすがだなぁ」とうならせる雰囲気、素晴らしかったです。
山内さんや山内商店のみなさんとは、ここ数年親しくさせていただいていますが、いつもそこにいるすべての人を暖かくゆる〜い雰囲気で楽しませてくれる、そんな山内さんの暖かい雰囲気がこちらにも伝わってくる、素晴らしいコンサートでした。アラニさん、誕生日おめでとうございます!

Nakiez Super LIVE 05 2005.7.18

川崎 CLUB CITTA でライヴ収録がありました。毎年夏と冬に全国のライヴハウスから選ばれたバンドを集めて行うイベント Nakiez Super LIVE です。僕の参加は今回が4回目、 CITTA さんはレコーディング設備も完備しているので、録り自体はたいへんではありません。
毎回エンターテインメント性あふれるバンドが一組はいるのですが、今回はゲストの Humpty と最後に出たジャンクルーズが見た目にも楽しめるライヴをしていました。写真上が Humpty のライヴ、写真下はコントロール・ルームの卓の脇に置いた、自前のマイクプリです。全部で9バンド出たので、この後のミックス・編集・マスタリング作業がたいへんです。

再会 2005.7.15

印象的な再会が2つも、短い間にありました。
まずはシンガー盛山裕治さん、まだスタジオ・ラウム338というところで働いていた頃のお客さんで、レコーディングを何度もやったわけではないのですが、音楽の趣味が合うこともあって仲良くなり、ストリート・ライヴの PA を手伝ったり、自主制作CDのマスタリングをしたり、といったお付き合いが続いていました。そのころのバンド Yuji & Departures(ジャーニーが好きなんだな、というのがわかる人にはわかりますね)を解散し style というバンドで3年ほど活動していましたが、先日解散し、またソロ活動を始めるそうです。そこでまたマスタリングなど手伝ってほしい、という話で、およそ3年ぶりの再会でした。うちも近いのです。これからまた一緒になにか作れるのかと思うと楽しみです。
そしてその次の日に SHAMAN というバンドの Vo. HIDEKI さんから電話が来ました。やはりラウム時代のお客さんで、なんと5年ぶりくらいです。自分たちのスタジオを恵比寿に作ったのだけど、ようやく稼働できるようになったので見に来てほしい、とのことでした。というわけで行ってきました、恵比寿に。なんとマンションの一室を完全に改造し、防音扉なども付いていました。写真上はミックス作業などをするスペース、上にあるインディアンの飾りのようなものは、いつもライヴの時ステージにも置いてあったものです。一緒に写っているのが HIDEKI さんです。写真下はちょっとわかりづらいですが、ドラムを録るスペースです。すごい!個人でここまでできるのですね。
SHAMAN は、わかりやすく書くと Pink Floyd と Metallica を足したようなサウンドです。レコーディングの時もものすごいこだわりで、1本のギターを録るのにマイクを5本も使ったり、狭いところで歌う感じを出したいから、と言って2枚の防音扉の間で歌ったり、ミックスもメンバー全員と一緒に卓の周りを囲んで、何度もやり直したものです。懐かしい話で盛り上がり、やはりこれからまた一緒に作ろう、という話になりました。
僕のレコーディング・マスタリング技術は、盛山さんや SHAMAN と一緒に制作していく中で身につけたものも多く、そういう意味でなかなか感慨深い1週間でした。また一緒に作業できる機会ができそうなので、楽しみです。

パワーポップ 2005.7.13

エアー・メイル・レコーディングスさんのお仕事は、70年代辺りのブリティッシュ・ロックのリイシューもののリマスタリングが多いのですが、元々はルビナーズというパワーポップ・バンドのリリースなども多く、元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナーのCDを出したりもしていました。そんなエアー・メイルさん久々のパワーポップもの、新譜ではなくリイシューですが、ペズバンドというバンドのCDが3タイトル発売になりました。'77〜'79年にリリースされた3枚は、疾走感溢れるパワーポップ全開、ルビナーズを好きな方なら気に入ること間違いなしです。
ちなみにこの3枚はアナログLPからのマスタリング作業だったのでなかなかやりにくく、通常よりも一工程多い作業が必要になりました。けっこう時間がかかったのですが、仕上がったサウンドはメンバーも気に入ってくれたようです。写真は1st.アルバムのジャケ、モノクロが渋いですが、2nd.アルバムのジャケはヒプノシスが担当、一転してサイケっぽい感じになっています。

しばしお別れ 2005.7.10

突然ですが、愛犬大豆をしつけ教室に預けることにしました。特別大きな問題があるわけではないのですが、若干やんちゃすぎるのと、僕たちのしつけがあいまいでなかなか言うことを聞かない時があるので、妻と相談の結果、どうせならまだ若い今のうちに、ということになりました。
そんなわけで連れて行ったのは八王子にあるドッグスクール、中央高速八王子インターから10分ほど、緑の多い素敵な環境の中にありました。訓練士の方としばしお話ししてから、ここならと思い、預けることにしました。なんと最低でも4ヶ月、6ヶ月が基本だということです。飼い主との面会は2週間に1回程度なら OK とのこと、それ以外は大豆と触れ合うことはできないのでさみしくなりますが、立派な犬になって帰ってくることを期待します。そして、僕たちもしつけの訓練をしなければいけません。というわけで、連れて行かれる直前の自宅での大豆の姿を2枚。

We Will Rock You ! 2005.7.7

話題のミュージカル「We Will Rock You」を観に、妻と新宿コマ劇場へ行ってきました。写真上は劇場外側の巨大ポスターとフレディーの銅像です。
最近、エアー・メイルさんのマスタリングをやらせていただいていることも大いに関係あると思うのですが、自分の中で70年代ロック・ブームが続いています。機材の発展途上の中で、何もないところからオリジナルの発送で素晴らしい作品を作り上げていった70年代のアーチスト達は本当に素晴らしいと思います。Queen もその代表と言ってもいいのではないでしょうか。
会場内はこのミュージカルのために改装してあり、場内のあちこちにフレディー像が。人混みの中、急いで一緒に写真を撮りました(笑)。席は下手寄りでしたが、バンド・ピットが近く、下手側はギター(2人)・ベース・ドラムだったので、演奏もよく見えました。ストーリー自体にはかなり無理があると思いますが(かつて大好きだったバンド STYX の「Mr. Roboto」とほぼ同じ内容)、細かいこと抜きに、あの偉大なクイーンの名曲の数々を生演奏で楽しめるだけでもう最高でした。大げさでドラマチックなクイーンの曲はミュージカルにはまさにうってつけで、演奏が違う、声が違う、とはいえ僕は充分楽しめました。たくさんのキャストがいるミュージカルならではでしょうか、オリジナルでは多重録音だったであろう分厚いコーラスも、きちんと歌っていました。バンドの演奏はかなりうまく、あのクイーン・サウンドをきちんと再現、クライマックスの「We are the Champions」でピアノをバックに主人公が歌っている時に感動のあまり涙が … 。天国のフレディーも喜んでいることでしょう。
昨日・今日と本当に素晴らしいエンターテインメントに触れることができ、ものすごく刺激を受けました。素晴らしい作品をたくさん作っていけるよう、僕も頑張ります!

パーカッション・デュオ 2005.7.6

6月に小田原ラスカ店内音楽の制作でご一緒した新谷祥子さんとクリストファー・ハーディーさんのデュオ「クリス&祥子」のライヴを観に、六本木のスイート・ベイジル 139 (STB)へ行ってきました。ここは前に一度行ったかと思っていたら、記憶違いでどうやら今回が初めて、なかなか素敵な場所でした。必ず座れる、というのもいいですね。写真、見づらくてすみません。
現地でミック中村さんやカメラマン大川さん達と合流、20時からライヴが始まりました。お二人ともそれぞれソロでも活躍されているわけですが、このデュオ(ちなみに夫婦でもあります)でのパフォーマンスはもう最高、ものすごく楽しめました。クリスは足にカスタネットの集合体ような楽器を付けて登場、歩くだけでリズムが刻めるという反則技です(笑)。その他写真上ではわかりにくいですが、ものすごい数の打楽器をこなし、見ているだけで面白いです。祥子さんは基本的にはマリンバなのですが、たまに他の打楽器も演奏、オリジナル曲「牧歌」ではなんとヴォーカルも!これが本当に素敵な曲で、ウットリ聴いてしまいました。僕の大好きなピアソラの「オブリヴィオン」も演奏、そしてアンコールはなんとチック・コリアの「スペイン」!この編成で聴くのはもちろん初めてですが、見事なアレンジと演奏でした。生音重視の PA も素晴らしく、あっという間の2時間でした。

Hui ! 2005.7.4

Aloha Sisters(アロシス)の2nd.アルバム(今回はミニアルバムですが)が発売になりました。前回同様今回も紙ジャケ、菅野一成さんのイラストも素敵です。 今回のコンセプトは「Happy & Sweet Harmony!」、お馴染みのハワイアンやマオリのトラディショナル・ソング・メドレーに加え、山内雄喜さん作曲の極上のバラード「Ku'u lei poina 'ole 」今年の3月に他界されたエキゾティック・サウンドのドン、マーティン・デニーに捧げた田村玄一さん作曲の「Exotic Isle 〜Tribute to M.Denny〜」などが入っています。1曲目の「Waipi」が僕は大好きなのですが、この夏、海・山にお出かけしながら、車の中でこのCDを聴く、というのが最高なのではないでしょうか。
なお、アロシスのバンド・メンバーでもある、山内 Alani 雄喜さんが、
Alani ファミリー総出演によるライヴ、「山内商店新装開店」を 7/18(火) に渋谷 duo MUSIC EXCHANGE で行います。アロシスはもちろん、キヨシ小林さん(ウクレレおじさん)も出演します。

下半期 2005.7.1

今年も下半期になりました。一時期ものすごく暑かったですが、少し涼しくなってきましたね。
4月から続いてきたいくつかのプロジェクトがだいぶ落ち着いてきたところです。今手がけているのはシンガー加藤圭子さんのレコーディング、それから合唱もので Brilliant Harmony とコール・シャンティーさんの演奏会の編集をしています。そしていつものようにエアー・メイルさんのリイシューもののマスタリングも。書けるところでは、Kaleidoscope というバンドのマスタリングをやっています。
愛犬大豆は昼間の暑さを避けるため、普段二階で飼っているのを、下に下ろしました。過ごしやすいらしく、普段はいつもボーっとしています。

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